今まさに衆議院選挙の真っただ中で、それぞれの党が社会問題について様々な意見を言っています。
最もだと思うことがある反面、有権者に媚びているとしか思えないような発言も見られ、うんざりすることも度々です。
その選挙戦で、問題になっていることに、貧富の差と社会のひずみがあります。
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社会のひずみと貧富の差
社会のひずみと貧富の差は社会の構造上の問題と、個人の意識が大きく作用している部分があると思います。
仕事がないと言っている人に対して、仕事はたくさんあるのにやる気がないという話もよく耳にします。
企業の過重労働の話もよく耳にしますが、好きな仕事をしているのであればかなり長い時間働いてもそれほどのステレスにはならないのに無理強いされた仕事は同じ時間でもステレスになります。
言ってみれば、仕事の選び方にも大きな問題があるのかもしれません。
今日の新聞を読んでいて思ったのですが、零細企業の経営者の給料は大卒の初任給の半分にもみたないところがあるし、円安の影響で倒産する零細企業も後を経たないということが書いてありました。
経営者であったら、それほど嫌いな仕事をしているわけでもないだろうから、社会や政治の歪をモロに受けていると思われます。
そこで働く社員はもっと大変で、失業の危機にさらされているでしょう。
その反面、楽で綺麗な仕事を探している若者がいるのも事実です。
どんな会社に入ってもその会社の中で挑戦できる人が求められています。
今の時代、言われたことしかできない人は働くのが難しくなっているようです。
そんな人材は今の詰め込み教育と良い大学に行くためにだけ頑張ってきた人には難しいことかもしれません。
子どもの頃から、物事をとことん考え、好きなことに打ち込んできた人が、会社に必要とされる人間になれるのだと思っています。
社会の歪み、貧富の差はどの様にしたらなくなるのだろうか
女性が教育を受ける権利を世界中に訴えてきたマララ・ユスフザイさんがノーベル平和賞を受けましたが、パキスタンでは読み書きができる大人の割合は男性が70%女性は46%ということです。
しかし日本では高専、短大、専門学校、などを入れた大学進学率が70%を超えているようです。
日本人は20歳を超えても学問をしていることになりますが、その内容を政治家や親世代が考えたことがあるのでしょうか。
それだけ多くの人が学問ができる日本で、どんどん広がっていく、貧富の差とはなんなのだろうかと不思議に思います。
そのようなことを真剣に問い直していかなければならない時に日本は来ていると思わなければなりません。
せめて、これからの子供たちには失敗を恐れない心と、失敗から学ぶことのできるような教育をしていく時が来ているのだろうと思えてなりません。