網膜剥離の手術をして2年になろうとしていますが、その歳月は心の傷も視力の弱さも癒すことができた歳月でした。
しかし、鏡を見るたびに目頭の白目の部分が赤く、いつも涙が溜まっているのが治らないのは気になります。
この傷のことは先生もわかっているのでしょうが、いつかは治るだろうと思っていたので、はっきりと聞いたことはありませんが、その後に眼瞼下垂の手術をしてくださった先生は時々充血するだろうとは言っていましたので、あまり期待はできないのでしょう。
手術の技術、私の体質などが絡み合っているのだろうと思いますが、果たして治ることがあるのだろうかと時々思っています。
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網膜剥離の手術から2年になるが目頭の白目の傷が赤く残っている
このようなことから、手術の怖さは身を持って感じるようになっています。
しかし、黄斑部分まで剥離が進んでいた私は医者を探している余裕がなかったので、視力は弱ったものの全盲にならなかっただけでも感謝しなければならないのだろうと思いながらも、白目の赤いのは、毎日見える部分であるだけに気になってしまいます。
手術の合間に丁寧に見てくださる先生に、「目薬はつけなくとも良いのですか。」とお聞きすると「大丈夫です。」と行って睫毛が入っていたからととって下さる先生に深くはお聞きできませんでした。
もう手術はしたくないと思っているので、それ以上お聞きするのが怖いのかもしれません。後にお聞きしたところ、血管が出ているということでした。
今回の眼瞼下垂の手術で3度も手術をしたので、手術の怖さを嫌というほど経験した私は、よほどのことがない限り顔の手術は受けたくないというのが本心で、白目の傷くらいメガネを書ければ我慢できると思ってしまいます。
網膜剥離の手術後、腫れが引かずバックル感染になたことなどが下人なのか、目を開けるには力が必要になり目が細くなってしまったことから1年後に眼瞼下垂の手術をしましたが、眼瞼下垂の手術の痕は術後7ヶ月になり気にならないくらいに回復しましたが、4ヶ月以上は治らないのではないかととても心配しました。
ネットを見ていると若い人が多いためか、かなり早くに気にならない程度になっているのを写真で見ていましたが、写真がないサイトで見る限りは4ヶ月くらいは大変だと書いてあったところも多かったのでそれを目安に希望を持ってきましたが、どこの傷跡でも日にちがかかるのが普通ですから仕方が無かったようです。
しかし、見える場所の傷跡なので、不安ばかりがよぎりました。
本も読めるし、パソコンも出来るまでに視力が回復
メガネ屋さんで合わせてもらったメガネを掛ければ、読みたいと思っていた本も読めるようになったし、パソコンも普通の大きさの文字で読めるようになりました。
視力はメガネをかけても0.5~0.6くらいで、視野が狭くなっているので、道路で合う人もよほど近くまで来ないと見分けが付かないのが困りますが、仕方がないと思っています。
遠近感がわからなくなっているために、植木の枝を切る時などは気を付けないと切りたいところにハサミが行かなくて戸惑うこともあります。
また薄い文字、数字のようなものは、その時によって見分けが付かないこともあり、そのような作業は無理になったようです。
疲れてくると見えにくくなったり、視点を動かすと見えなくなったりと不便なこともありますが、大好きな本とパソコンが出来るだけで幸せだと思えるまでになりました。
ここまで来るのには、良い先生ともめぐりあい、たくさんの方のご好意によることが大きかったと感謝の念を抱いています。
そして、この経験は私にとっては無駄なものではなかったと思うことができています。