著作者:Ian Livesey
女性は尿道が短いために尿漏れが起きやすいので、尿漏れを経験している方はかなり多いようですが一人で悩んでしまう方もまた多いようです。
出産後には半数近くが経験すると言いますので、尿漏れは、若いころから起きているようで、悩んでいる方も多いようです。
しかし、出産時の尿漏れはかなり改善されるようですが、加齢とともに多くなり40歳代から50歳代の更年期にはかなり多くなっているようです。
私も例外ではなく、出産時の少しの間、その後更年期と言われる時代から経験していますが、その対処法と治し方を考えてみたいと思います。
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尿漏れ・尿失禁のタイプと対処法、治し方
尿漏れのタイプには次のようなものがあります。
- 「骨盤底筋」のゆるみによるもので、くしゃみ、咳、運動などでおなかに強い圧迫がかかると尿漏れが起きてしまいます。
- 「切迫性の尿もれ」は、膀胱が過敏で不安定になった結果、膀胱が勝手に収縮して尿もれが起こることもありますが、膀胱や尿道の働きになんらかの支障があり、膀胱・尿道の筋肉や神経の働きが弱っていたり、膀胱の容量 が人より小さい場合などがあります。
- 「反射性尿失禁」は 脊髄や脳の障害により、膀胱におしっこがたまると反射的に膀胱が収縮して尿もれしてしまうタイプの尿失禁です。
私は切迫性の尿もれに当たりますが、ほかの病気で外出ができない時など、運動量が少なくなった時に起こります。
日常生活の中で、成人病予防や骨粗鬆症のために歩くようにしているのですが、他の要因で歩くことができない日やヨガポールでの、骨盤などの体操なども出来ない日が続いた後の散歩で尿漏れが起きやすくなります。
そのような時期は、仕方がないので、ごく薄い尿パットをつかうことにしていますが、筋力が付くにしたがって尿漏れが無くなります。
若かったころは、あまり話せないで悩んでいましたが、ちょっとしたきっかけでそのような人が多いことを知ってからはあまり気にしなくなりました。
私の場合、外出時に歩くくらいでは大丈夫なのに、散歩のときだけに尿漏れしてしまうのは早歩きをしているためなのか、心配するための精神的なものなのかは自分でもわからないでいます。
旅行やハイキングの時は、散歩で尿漏れのある時期でも大丈夫なのは他のことに気を取られて尿漏れに気持ちがいかないからと思えば精神的なものもあるのかもしれません。
散歩のときは、なぜか心配しながら歩くことになってしまうのが原因のひとつではないかとの思いながらも、今一つ自分でも分からない現象です。
現在は使い心地の良い尿パットが出ていますので、尿漏れが心配だからといって外出を控えるようにすることは、症状の悪化につながると思っています。
積極的に外出して、運動をすることで軽い尿漏れは治りますし、尿パットもいろいろありますので、ご自分に合ったものを使って歩くようにすることで、楽しい外出ができるようになれば症状も軽くなるのではないかと私は思っています。
私のように散歩のときだけで、外の外出時には症状が出ないという人もいるのですから・・・
「骨盤底筋」のゆるみによる尿漏れには、骨盤底筋運動が有効のようです。
「切迫性の尿もれ」は精神的に強い尿意を感じたり、水道の音、寒さなど精神的な要因で膀胱が過敏で不安定になり収縮してしまうことにより起こるようです。
友人も水道の音で尿意を感じてしまうと言っていましたが、お薬をもらって治ったようです。
そのような症状が軽症の場合は、おしっこがたまるまで少し我慢をするというトレーニングでよくなる人もいるようです。
しかし、それでも良くならない時は、泌尿科を受診した方が良いようです。
「反射性尿失禁」は、脊髄や脳の障害により起こるものでコントロールが不可能ですから、おむつを余儀なくされてしまうことでしょう。
脳梗塞だった父がかなり回復して、普通の生活ができるようになっていましたが、その後何度目かの発作の後は体の不自由もさながら、尿意を感じることもなくなってしまいおむつになってしまいました。
尿漏れのまとめ
上に書いたように尿漏れといっても様々ですし、上記以外の病気もあるようなので、その症状によって対応することが望ましいと思われます。
軽い場合はあまり心配はないと思いますが、改善が見られない時は泌尿科を受診をした方が良いようです。
現在は治療法も確立されていることが多く、悩んでいた尿疾患が薬や手術で治ることも多いようです。