掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)と汗疱の症状はよく似ているようですが、発症した場合は皮膚科受診をすることをお勧めします。
私は数十年に渡り、汗疱に悩みましたが、娘は掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)だったようで、私が手のひらが発疹が主だったのに比べて、娘は足の裏に水泡がでて、それらが潰れたたあとは皮膚が赤くなり、かざぶたになってかなり大変でした。
症状はとってもよく似ているようですが、掌蹠膿疱症は手のひらと足の裏に多く発症し、汗疱は指や手のひらに発症することが多いようです。
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掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)と汗疱の違いと治療法
娘は手はさほどひどくはなかったのですが、足裏がとてもひどくなって辛かったようで、大学病院の皮膚科を受信してステロイド軟膏を処方されましたがあまり効き目がありませんでした。
金属が原因のこともあるということで、治療した歯の金属を全て詰め直しましたが、治りませんでした。
調べてみると、掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)も汗疱も金属アレルギーが関与している場合を指摘している専門サイトも多く、水泡も汗疱と言われた私も、膿のようなものが出ましたし、大きさも大小さまざまで、最初は手のひらだったのが後に足にもできるようになりました。
汗疱は足には出ないと書いてあるサイトもありましたが、同じような水泡が私は手と足に出ましたが、掌蹠膿疱症とは言われなかったのでどちらにも出るようです。
私の場合は手のひらだけでなく指の間にも出ましたので、汗疱だったのだろうと思っていました。
薬は尿素クリームと副腎皮質ステロイドホルモン外用剤を処方されましたが、足に出たときには違った症状が出たので検査して頂いたら水虫にもなっていました。
水虫の症状はかゆみがかなり強かったのと、ステロイドをつけても改善することがなくかえって悪化してしまったことで分かりました。
掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)と汗疱は違った皮膚病のようですが、実際に経験した私にもわかりにくい湿疹でしたが、足のひらにできた娘の場合は水泡が潰れたあとはかなりひどい状態になっていました。
薬はどちらも副腎皮質ステロイドホルモン外用剤を使用するようですが、症状の度合いによって処方薬が変わると思いますので、専門の皮膚科を受診したほうが良いようです。
それからかなりの年月が過ぎて私も娘も随分良くなりましたが、私は初夏の頃に手と足に未だに汗疱が出ますのでステロイドをすぐに付けるとあまりひどくはなりません。
皮膚科にも長いこと通いましたが、症状が良くなると、様子を見ましょうというようなことを言われてしまい、完治できるほどの治療法がないという感じでした。
私も娘も病院を受診したのはかなり前でしたが、私は最初から汗疱と言われましたが、娘は数か所の皮膚科を受診した後に診断されたようです。
娘も私も完治はしていませんが、自然に治るので皮膚科受診もしていませんが、発症したら薬で治しながらあまり気にならないようになっています。
汗疱に一番良かったのは温泉だった
手を出すのが恥ずかしいくらいボロボロになっていた私に一番の特効薬は温泉でした。
硫黄泉の近いところに住んでいた時は週に1度くらい温泉に行くと、次の日は手のひらに赤い発疹がいっぱいにできて、それが引くと手が綺麗になりました。
温泉は皮膚病によいと言われていますが、温泉に行った次の日は手のひらに赤い発疹がいっぱい出来て、悪化することなく綺麗に消えていくようになりました。
そんなことを7年間繰り返したおかげで、つらい汗疱から解放されたのはとっても嬉しいことでした。
娘が足に掌蹠膿疱症らしいものができたのは、大学生になって家を出たあとでしたが、毎年スキーをするために温泉場のペンションでアルバイトをしていたことが快方に結びついたのではないかと思うこともありますが、根拠はありません。
人それぞれの体質や肌の状態がありましので、一概に温泉が良いかどうかはわかりませんが私の体質に合っていたのだと思っています。