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鳥越俊太郎の都知事立候補を応援|改憲勢力が3分の2議席に達したことに危機感を

自民党が大勝し、与党などの改憲勢力が3分の2議席に達したことに危機感を覚えて都知事選に立候補した鳥越俊太郎に感動を覚えました。

与党が数をそろえてやりたい放題の今の政治にどのくらいの方が不満を抱いているのかはわかりませんし、選挙で大勝したということはそれだけの支持が多いことになるのでしょう。

数の力で動くような政治を食い止めることの大切さを感じる

しかし、日本国憲法をどのくらいの方が理解しているのだろうかという疑問はいつも思っています。

民主党の公約を信じて投票し大勝したが、日本は良くならなかったという気持ちが、自民党支持に回っているのでしょうが、その結果の自民党の大勝はかなり危険なものがあります。

一番問題なのは自民党などの改憲勢力が大きくなり、自民党は国民の支持を得ることができたのだからと憲法改正はもちろん法律改正などすべての問題で数の力で動いてしまいます。

私は戦争を知りませんし、戦後の貧しさから這い上がる時代に成長しましたが、鳥越俊太郎の戦争の最後の世代という言葉は重く感じました。

戦争を知りませんが、子供のころから歴史に興味を抱いていた私は、どのようにして日本が戦争に突入していったかは数冊の本で読みました。

その時代の政治の方向性が、今までの内閣にはなかった強硬な政治姿勢であったことを知り、世界の情勢もかなり違ったものであったにせよ、現在の内閣の独断的な政治姿勢に恐ろしさを感じています。

その時代がそうであったように、若者の心を動かす教育はとても簡単なような気がします。

報道にも少しずつ規制が動き始めているというニュースを読むことが多くなった現在を私たちはどのように受け止めればよいのでしょうか。

鳥越俊太郎氏のように現在の政治に不信感を抱いている著名人はたくさんいますが、それが浸透しにくい社会になっているというのも事実のようです。

私は、今回の政治の予想で与党の勝利が事前に伝えられていましたが、信じることができませんでした。

現在の朝鮮、テロ組織ISIS(自称イスラム国、別名ISIL)など世界には危険な思想がたくさんありますが、それらのニュースを聞くたびに、戦前、戦中の日本はそれらの国のように狂っていたとしか思えません。

その当時は時代背景が全く異なっていましたし、持たざる国であった日独伊(日本、イタリア、ドイツ)が3国同盟を結び資源と土地を増やそうとしたのですが、いつの時代でも人間の考えているような方向には向いていかないようで、争いはいつも人々を不幸にしました。

そして、それらを知ることは世界の歴史をすべて知らなければならないことですが、この時代はナチスによるユダヤ人迫害のあった時期であり、とてもひどい人種迫害の時代でもありました。

日本に限って言えば、国民は何も言えず、国のトップのいうことを信じることしかできなかったのですが、その当時の日本にも聡明な方がいたことは事実で、それが分かると刑務所に入れられて殺された人までいたのです。

その時代に生きている人は、その時代が変であることをわかるのは少数派でした。少しでも戦争に反対をするような言葉を口にしただけで特攻に連れて忌まれました。

その頃の知識人はマルクスの本を読み共産党に入る人も多かったのですが、特攻ににらまれ、小林多喜二のように拷問死を遂げる人も出ています。

マルクス主義の歴史的な是非はとても難しく私が書けるようなことではありませんが、戦中の国民生活は大変だったようです。

それほどまでに現在の日本が狂うことはないにしても、なぜ現在の平和憲法が時代にそぐわなくなったのかはとても疑問です。

日本国憲法は主権在民で、国民はすべて文化的な最低限度の生活が保障されています。

第二五条 すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。

(2)国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

介護殺人、孤独死や誰にも知られずに食べ物も無くなって死んでしまうような人がいる現在の貧富の差の方がいるのは、政治家が守るべき憲法を守っていないことによる憲法違反のような気がしています。

改めて「日本国憲法」を読んでみましたが、細かなことを除けば、時代にそぐわない条文などは見当たりませんでしたし、安倍総理は第九条の改正を前提に考えていることは目に見えています。

そしてそれ以前に「第九六条」改正の話も出ていたように、国民が気が付かないうちに憲法を変えることができるようにとの案も出ていたことは、官邸の意のままにしようとする意図の見える政策だと思います。

都知事としても何かできると言っている、鳥越俊太郎(とりごえ・しゅんたろう)氏が都知事になることを願っています。

鳥越俊太郎(とりごえ・しゅんたろう)1940年(昭15)3月13日、福岡県生まれ。京大文学部卒業後、65年に毎日新聞入社。大阪や東京の社会部、テヘラン特派員、「サンデー毎日」編集長などを歴任。89年のテレビ朝日系「ザ・スクープ」キャスター就任後は、テレビやラジオで活躍。埼玉県桶川市の女子大生刺殺事件を巡る報道で日本記者クラブ賞、警察の裏金追及の特集番組でギャラクシー賞を受賞。05年に直腸がんを手術。その後、肺や肝臓への転移が見つかり、手術を重ねた。次女の鳥越さやか(44)は歌手。

日刊スポーツニュース 鳥越俊太郎略歴


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