2020年5月に幻冬舎から刊行、2021年4月に幻冬舎文庫として刊行されたものを購入して読みました。 吉永小百合主演で映画化もされており、多くの人に読まれている作品のようです。 作者は、日本女子大学卒後、出版社勤務を経て、東海大学医学部に学士編入し、卒業後、現在も都内の大学病院老年内科などで勤務しているようです。 医者としての立場と知識から、在宅介護の現場を書いていますが、知識が多いだけに読者の胸に迫ってくるものがあります。 『いのちの停車場』のあらすじと感想 大学病院の救命救急センターから生まれ故郷に帰 ...