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安富歩

本・読書感想・映画

2021/6/6

『生きるための経済学』安富歩著ー〈選択の自由〉からの脱却

『生きるための論語』、『生きる技法』、『原発危機と東大話法』に次いで『生きるための経済学』を読みました。 いずれの本も今までに沢山の学者が書いたものを読み、それを安富氏自身の独自性を加え、それを提示するという方法で書かれています。 私は「経済学」は素人ですが、社会を見据えて書いていることに好感を持って読むことが出来ました。 しかし、内容はかなり難しくまとめるのに苦労しました。何度も挫折しながらの読後感です。 『生きるための経済学』のあらすじと感想 2008年3月30日に第1刷を発行、2021年1月15日第 ...

本・読書感想・映画

2021/6/6

『生きるための論語』安富歩著

論語は東アジア最重要の古典で、中学か高校でほんの少し学ぶことになっています。 紀元前に生きた、孔子と彼の高弟の言行を孔子の死後、弟子達が記録した書物ですが、秦の始皇帝の儒教弾圧で、『論語』本文は失われてしまったようです。 しかし、生き残った儒者が口承で内容を伝え、これが現在の『論語』の原型になったということで、長い年月の間研究が行われてきたので、様々な解釈があるようです。 生きるための論語を読む 安富歩氏は論語を生きるためにという副題をつけています。 私は漢文を正確に読むことも理解することも出来ませんが、 ...

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2021/6/6

原発危機と東大話法ー安富歩著

東京大学教授安富歩氏の著書です。2.11の東日本大震災による福島原発事故後について、ブログに書きためていたものを元にして出版することになったと書いています。 安富歩氏は経済学者ですが、東大教授でありながら物事を決めつけるというよりは、深く掘り下げながらも柔らかな思考を持って文献に当たりながら納得できる考察を読者に与えてくれます。 原発の恐ろしさを知っている著者は、東京電力や日本政府の対応、国民があまりにも危機感を抱いていないことに驚いたと書いています。 私も戦争の時に原子爆弾を落とされた広島、長崎の惨事は ...

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2021/6/6

『生きる技法』安富歩著ー自立とは依存すること

2019年の参議院議員選挙の時に、「子どもを守るということを、政治の原則にしよう」と東大教授である安富歩氏がれいわ新選組から立候補し、選挙運動をしているのをネットなどで何度か目にしたことがあります。 それまでも名前や写真は見たことがありますが、その時、れいわ新選組について書いている文章を読んで、(れいわ新選組には批判的な私だったのですが)私の心を捉える文章に興味をいだき、いつか著書を読んでみたいと思っていました。 その思いから読んだのが『生きる技法』です。私の元に届いた帯には「助けてください」と言えたとき ...