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津島祐子

本・読書感想・映画

2019/2/23

『火の山ー山猿記』 津島祐子著|戦中戦後を生きた有森家の生と死と愛の物語

『火の山ー山猿記』は富士山のふもとの甲府で、東京帝大を卒業して、山の草や木、富士山の研究に心を奪われていた父有森源一郎の8番目の子供として生まれ、アメリカにわたって物理学の研究をしている勇太郎が、3番目の姉笛子の次女である由紀子に頼まて書くことになった、有森家のメモワールが物語の中心になっています。 由紀子と牧子あてのとても長いメモワールのコピーをその源一郎の日本語ができない娘牧子に送られたものを、牧子の夫が死んだ後に見つけ、日本語を勉強している牧子の息子勇平が読むという複雑な設定になっています。 NHK ...

本・読書感想・映画

2019/2/23

『夜の光に追われて』 津島 佑子著|「夜の寝覚め」の作者への手紙

『夜の光に追われて』は家庭を持っている男の子供を産むことになった孤独感と孤立感、その後9歳になった男の子の突然の死を嘆き悲しんでいる私が千年の昔に書かれた「夜の寝覚め」の作者に手紙を書くことから物語が始まります。 津島 佑子は太宰治の次女であり、様々な賞を受けた有名作家ですが 2016年2月18日に肺がんのため68歳で亡くなりました。 私はこの年齢の方の小説はほとんど読んでいなかったのは、この時期、詩や短歌に深くかかわって、私自身も下手な短歌などを書いていたことが多かったことと、分からないながらも哲学や心 ...

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