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夏目漱石

本・読書感想・映画

2019/2/23

『明暗』夏目漱石 著|人間のエゴイズムを書いた未完の小説

数冊の夏目漱石の作品を読んできたが、『明暗』は病没のため最後の小説となってしまった未完の作品です 今までに読んだ数冊の小説も近代文学を代表する作品であり、私の好きな作品でしたが『明暗』はそれまでの作品とは違った印象をもって読み始まました。 夫婦のありようを男性の眼と女性の眼から書かれており、それぞれにお互い対する不満やぎこちなさをお互いの目から述べて、その駆け引きは今に通じるものがあり心持ちの古さが感じられないと思いながら読みました。 名作と言われる作品は人間の奥深い心を探っているため、時代を超えても私た ...

本・読書感想・映画

2019/8/7

『それから』夏目漱石著|時間の経過とともに変化する心を描いた名作

数十年前の若いころに夏目漱石の小説を数冊読んでいて、かなり間を置いた近頃に『こころ』『門』『それから』と後から書いたものから読み始めています。 若かった時にはほとんどあらすじを読んでいたため、現在の読後感とは違っていたように思います。 しかし、今回読み始めた夏目漱石の小説にはかなり感動して次から次にと読みたくなってしまう不思議な魅力を感じています。 『三四郎』『それから』『門』を前期三部作と言われているようですが、私は『門』を先に読みその後に『それから」を読むことになりました。 前期三部作の最後から読み、 ...

本・読書感想・映画

2019/2/23

『門』夏目漱石著|親友を裏切りその妻との結婚生活を描く

数十年ぶりに夏目漱石の小説を読み始めたが「門」は「こころ」に次ぐ2作目で、読んだ記憶がないので初めて読んだことになるようです。 村上春樹が「ねじまき鳥クロニクル」を書くときに「漱石の門」が頭の中にあったと書いてあるのを読み、読んでみたいと思ったことがきっかけになっています。 本を読むということは一冊の本からその本に繋がる本を読んでみたいという思いに駆られて次々と読む本が決まってくるので、自然に読みたい本が出て読み続けていくというのが私の読み方になっています。 漱石の小説を再度読み始めて感じたことは、私が思 ...

本・読書感想・映画

2019/2/23

『こころ』夏目漱石著|恋の三角関係と孤独

『こころ』は夏目漱石の小説の中でもかなり有名な小説で、教科書にも出てくることからほとんどの人が何らかの形で知っていると思われます。 今年(2016年は)は漱石の没後100年にあたることから漱石についての記事が目立つようになっていますが、『こころ』は1914年朝日新聞に連載された小説で、死の2年前に書かれたものです。 私はかなり前に読み、ほとんど忘れかけていた内容で、読み進むにつれて思い出すという感じで読んだのですが、以前に読んだ読後感とはなんとなく違った感じで読み進むことができました。 かなり読まれている ...

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