1996年6月刊行の小説なので、25年も前の刊行であり、著者の初期作品になるようです。 『生(生きる)』2001年8月30日を読んで、つぎに読んだ本が、『フルハウス』かもしれません。 25年も前の小説を、本箱を整理していて見つけて読んだのですが、それだけわたしの時間が過ぎていたので、おぼろげに読んだ記憶を感じながら、読み進むうちに思い出しながら読むことになりました。 『生(生きる)』を読んだことにより、柳美里の生い立ちなどを作者が書いた物により、ある程度分かっていたことは良くも悪くも作品を読む上で理解をす ...