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政治・経済・社会問題の本

武器としての世論調査

本・読書感想・映画

2019/6/27

『武器としての世論調査』三春充希著-選挙によって社会を変えたいと思う人に必読

「原発事故以降の状況に問題を感じ、社会の在り方を模索するようになったという著者は、自然科学における洞察やデーター処理方法を生かして世論調査や選挙結果のデーターから社会の姿を描き出し、提示するということに取り組んできました。」と書いているように、冷静で正確な分析結果から、いろいろなことが読み取れる素晴らしい本になっています。 私もほとんど同じ時期にそれまで以上に政治に問題意識を持つようになり、フェイスブック、ツイッターなどを読むようになり、この本の著者である「はるさん」のツイッターに出会い、数年間そのデータ ...

本・読書感想・映画

2019/3/29

日本型組織の病を考えるー村木厚子著

当時厚労省局長だった村木厚子氏は虚偽公文書作成容疑(郵便不正事件)にかかわったとして逮捕、半年近い拘留の末無罪が確定、事務次官まで上り詰め、退官後は「若草プロジェクト」を立ち上げ恵まれない環境に置かれた少女たちに支援をしています。 2009年6月14日逮捕といいますから、今から10年前のことです。その当時は今ほど政治に興味を持っていなかったのですが、逮捕の記事も無罪判決が決まったことも鮮明に覚えています。 そのような経験をなさった後に厚労省の事務次官まで務めた著者が、拘置所内での日々の出来事と不当な取り調 ...

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2019/2/28

『日本が売られる』堤未果著|私たちが知らない間に決まっていく恐ろしいこと

国際ジャーナリストの堤未果氏の著書です。2018年9月にあとがきを書いているので、それ以前のことが書かれていることが分かります。 私は出版当時から読んでみたいと思っていましたが、購入したのは、2018年12月30日、第十一冊発行ですからかなり読まれている本のようです。 私もここ数年の、世界と日本で起きている状況にかなり関心を抱いていたので、少しは新聞やネット、国会中継などから知っていることもありましたが、それが世界中で起きていて、日本がターゲットにされていることの恐ろしさを感じました。 国際ジャーナリスト ...

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2019/2/23

『二十歳の原点』 高野悦子著ー学園闘争のさなか二十歳で自殺した女子大生の日記

アマゾンから時々本の紹介のメールが届きます。結構興味のある本の紹介が届くのですが、つい最近『ニ十歳の原点』の紹介が届きました。表紙を見た時、読んだことがあるばかりでなく、我が家にあるのではないかと思いました。 数十年前に読んだ本なので、どこにあるか覚えていませんが本棚の背表紙を探したところ、手が届かない高いところに見つけることが出来ました。我が家の本は昭和46年5月10日発行、昭和46年8月10日8刷になっているので、ベストセラーになったのは覚えていますがかなり読まれた本のようです。 スポンサーリンク 『 ...

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2019/2/23

『枝野幸男、魂の3時間大演説』―安倍政権が不信任に足る7つの理由

2018年の通常国会は働かせ放題の「高度プロフェッショナルを含む働き方改革」、「カジノ法案」、定員増の「参議院議員制度」などの法案を通すために会期を7月22日まで延長をしていました。 いずれの法案も国民からの支持率の少ない法案でしたが、安倍総理はどうしても通したかったようです。秋の自民党総裁選を控えた中で3選を目指す安倍総理は200人以上の被害者を出す平成30年7月豪雨のさなか、災害対策の遅れが指摘された中での審議でした。 「カジノ法案の採決を控え実質的な最終日の2018年7月20日に災害のこともありため ...

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2019/2/23

『枝野立つ! 立憲民主党のさらなる闘い』 大下英二著ー安倍政権打倒が出来るか

1933年週刊文春から独立し作家に転身し、政界、財界、芸能界などの多数のルポルタージュや小説を執筆する作家、大下英二が立憲民主党を立ち上げた枝野幸男代表の少年時代から政治に寄せた思い、1993年日本新党から立候補して当選、総選挙後、非自民・非共産連立の細川内閣が誕生して、与党としての出発した当時からの枝野の取材を交えながら政治家として真価を書いたものがこの本です。 その時代は政権交代が続き、今から見れば政治の激動の時代でしたが、長期政権となった安倍政権のの時代に比べてとても良い時代だったと思い起してながら ...

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2019/2/23

『主権なき平和国家』伊勢崎賢治×布施祐仁著ー地位協定の国際批判から見る日本の姿

米国による主権の継続と主権剥奪の現実を元PKO幹部で東京外大教授伊勢崎賢治氏とジャーナリスト布施祐仁氏による共著により詳しく書いた本です。 米軍基地の近くに住んでいない人たちにとっては人ごとのような日米地位協定によって、戦後から現在までアメリカの「占領状態」が続いているのです。 この現状を変えないで憲法改正などありえないというのが、著者たちの一致するところです。しかし二人の考えは一致しているわけではなく、護憲派、改憲派という立場からの意見を書いています。 布施祐仁氏が、伊勢崎賢治氏に長時間にわたりインタビ ...

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2019/2/23

『憎むのでもなく、許すのでもなく ユダヤ人一斉検挙の夜』ボリス・シリュルニク著 林昌宏訳

ナチスドイツの占領下にあったフランスが、ユダヤ人社会を規制するための法律「反ユダヤ法」を1940年に可決しました。それによりユダヤ人の就労は禁止され、次々と逮捕されていきました。 1942年7月18日に母が逮捕されるのを知って著者を孤児院に預けました。そこに1年あまりいた後、マルゴの家に引き取られてユダヤ人一斉検挙で1944年1月10日の夜逮捕されました。 フランスボルドーに生まれた6歳の著者に自分がユダヤ人であること、ユダヤ人がなぜ逮捕されるのか、父や母、親戚まで何故消えてしまったのかも分からなかったよ ...

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2019/2/23

『憲法の涙』井上達夫著―リベラルのことは嫌いでもリベラリズムは嫌いにならないでください2

『リベラルのことは嫌いでもリベラリズムは嫌いにならないでください2』として、毎日新聞出版志摩和生氏のインタビューアーにこたえる形で書かれているのが『憲法の涙』です。 前著を読めば、井上達夫氏は、自衛隊の存在、個別的自衛権や集団的自衛権は九条違反であるとする立場を貫き、憲法から9条削除論を唱え、憲法改正が必要だという立場をとっています。 しかし、安倍政権がやろうとしている憲法改正は、対米従属を深めることで、政治的ご都合主義であり、政治的欺瞞だといいます。 改憲派も護憲派も嘘ばかり 護憲派には、九条のもとで自 ...

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2019/2/23

『リベラルのことは嫌いでもリベラリズムは嫌いにならないでください』井上達夫の法哲学入門

政治が混とんとしていて、憲法改正が政権内で論議されているのをニュースで見ながら、自民党のあまりにもひどい憲法改正論に、現在の社会にそぐわなくなった憲法とは何かと考えるようになった時に出会った本です。 九条に照らして自衛隊は違憲であるが、九条を憲法に書いても書かなくても変わりがないという安倍総理の改憲論は、国会で聞いていても矛盾が多く、このような憲法改正が本当に通っててしまった時、日本はどうなるのだろうという不安をいつも抱いていました。 そのような時に購入したのが、井上達夫著の『リベラルのことは嫌いでもリベ ...

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2019/2/23

『武器輸出と日本企業』望月衣塑子著―太平洋戦争の轍を二度と踏まないでほしい

東京新聞社社会部記者の望月衣塑子さんが2014年4月第2次安倍内閣の下で事実状解禁になった武器輸出の動きを丁寧な取材のもとに書いたのがこの本です。 2016年7月10日に初版発行されていたようですが、私はモリカケ問題で、臆することなく菅官房長官に質問をしていた望月さんがひときわ目立ったことから多くの人に知られるようになったころ(2017年)、『武器輸出と日本企業』という本を書いていたことを知りました。 一定の条件の下で武器輸出が可能となる「防衛装備移転三原則」が閣議決定されたことを受けて日本は武器輸出国と ...

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2019/2/23

『国体論―菊と星条旗』 白井聡著ー「日本のアメリカ」は何をもたらすのか

失われた20年または30年という言葉はよく聞きます。 安倍総理が事あるごとに、アベノミクス 効果を吹聴していますが、日本はその言葉と裏腹に貧富の差が激しくなり、差別主義(レイシスト)がネット上にあふれるようになっています。 現在の破綻している民主主義を憂いる人はたくさんいますが、もはや肥大化した右傾化した人の感情的表出には太刀打ちできなくなっていることへのもどかしさを感じている方が多くなっています。 そのような時期(2016年8月8日)に天皇陛下の「お言葉」がテレビを通して発せられました。著者はその言葉に ...

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2019/2/23

『日本会議の研究』菅野完著ー日本会議と政治家たち

森友問題が国会で連日騒がれていた2017年春、日本会議との関連性を疑問に思いネットでいろいろと調べていた時、販売差し止めになっていた『日本会議の研究』が再発売されることを知り購入しましたが、いろいろな事情で読むことが出きず、やっと読了しました 森友問題が国会でとり上げられたころ、教育勅語を暗唱する塚本幼稚園の園児の異様な報道に驚き、その有様を1年以上国会やネット、新聞で追いかけてきました。それは日本会議というものを知らないことには理解できない問題でした。 私が今までに感じたことのない強引な国会運営、安倍総 ...

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2019/2/23

『恩讐と迷走の日本政治 』青山 和弘著|現在の政治状況を冷静に見つめる

日本テレビの政治部官邸クラブ、政治部与党クラブ、キャスター室兼政治部などで、記者、キャスターとして活躍。政治部野党クラブキャップ、政治部自民党クラブキャップ。政治部国会官邸キャップなどを経て現在は報道局解説委員兼政治部副部長が、森友問題、加計問題から、安倍政権が追い詰められ、解散総選挙、野党の分裂、その後の国会の紛糾など現在の政治の激動を冷静な記者の目から見たままに書いています。 2017年春から、2018年の春を迎えても混迷が続いている現状を、与党にも野党にも信頼された政治記者ならではの目線で書いていま ...

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2019/2/23

『不死身の特攻兵』鴻上尚史著|特攻隊という衝撃の実像

太平洋戦争の最後の手段として、特攻兵となって志願して国のために死んでいった若者を美化する書籍が多く出ています。 私は読んでみたいと思いながらもなぜか今まで読んだことがないのは、美化されて死んでいった若者の心をお国のために喜んで死んでいったという見出しに違和感を覚えたことによります。 そのような本ばかりではなかったのでしょうが、この度、9回の出撃をして生きて帰って来たという特攻兵がいたことが分かり、その方からの聞き取りで書いたという本に出会うことが出来て、早速購入しました。 2015年に佐々木友次さんが生存 ...

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