EF16-35mm F2.8L II USM を EOS 5D Mark II につけて写した
写真を写し始めたときはマクロで花の記録写真を数年間写していましたが、写真教室に通い始めた時は望遠レンズで切り取りのような写真を写すことが多く、最初は望遠レンズを多用していました。
望遠レンズを好んで使っていたというよりは、広角レンズを使いこなすことが出来ませんでした。
そんな撮影法から抜け出して、写真の幅を広げたいと思い広角レンズに挑戦し使って見ることにしました。
遠近感を出すなら広角レンズ EF16-35mm F2.8L II USMが良い
そのころはAPS-Cサイズのカメラを使っていたので EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM のレンズを購入しました。
花の群生の写真などを遠近感を付けて写してみようと思ったのがきっかけでした。
風景写真に広角レンズを使うと寄って写さなければなりませんが、視野が広いのでどのような構図にしたらよいかが大きな問題になりました。
海辺などに行ってに広く写しましたが、色がきれいなだけで絵にはなりませんでした。
広角レンズの使い方が分からないまま、空を仰いだりいろいろと工夫しましたが、なかなか思うような写真は写せませんでした。
良く考えて、レンズの特性を生かし、構図を考え、絞りを考えなければならない写真のむずかしさを実感したのはそのころです。
現在も闇から抜け出せないでいますが、同じ風景を写してもレンズによってかなり違った絵が出来上がります。
レンズの特性をきちんとつかんで写すことにより良い絵も出るのでしょうが、まだまだ失敗の繰り返しです。
そのような現実の中でフルサイズの EOS 5D Mark II を購入して広角レンズ EF16-35mm F2.8L II USM 購入しました。
そんな時期に広角レンズを多用した写真ばかりを写していましたが、昨年体調を崩して入院、その後写真撮影から遠ざかりいままで写した写真の整理をしていました。
そして夢中で写していた写真が自己満足の写真ばかりで、見るに堪えないものばかりであることに気が付きました。
数十年も写真を写している方も、1日写してきても良い写真がないと言っているのを聞くと私が写した写真に良いものがないのは当たり前のようです。
しかし、EF16-35mm F2.8L II USM の広角レンズは私の大好きなレンズですが、時たま単焦点がほしいと考えることもあります。
そんな時に体力的に足で稼げない私にとっては、このレンズはとても素晴らしいレンズであるとともに、今後も使い続けるものだと思わされています。



