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本・読書感想・映画

2020/5/19

『猫を棄てる』村上春樹著ー父親について語るとき

私は村上春樹の本を読み始めたのはかなり遅く、ここ数年前からです。 しかし、私にとってはどこか気になる作家であったことから、その後かなりの長編小説も含めて10数篇は読むことになりました。 ほとんど発売時期とは関係のない本を行ったり来たりしながら読み、『猫を棄てる』で初めて最新小説を読むことになりました。 『猫を棄てる』は2020年2月に発売されたので、著者は70歳くらいになっていたのだろうと思います。 スポンサーリンク 『猫を棄てる』のあらすじと感想 今までは発売されてからかなりの年月が過ぎていた本を読んで ...

本・読書感想・映画

2020/5/12

『ツーカとゼイキン』明石順平著ー知りたくなかった日本の未来

明石順平氏は1984年生まれの弁護士です。主に労働問題、消費者被害事件を担当しているようです。 著書には『アベノミクスによろしく』や『国家の統計破壊』『データーが語る日本財政の未来』などがあるようですが私は著者の本は初めて読みました。 『ツーカとゼイキン』は、通貨を通貨の歴史からひもといていきます。 私は経済についてはずぶの素人なので、かなり読みやすく書いてあるのでしょうが、間違った受け止め方をしてしまうかもしれません。もしそのような書き方があったときは私の問題である事を断っておきたいと思います。 スポン ...

本・読書感想・映画

2020/4/9

『ノルウェイの森』村上春樹著ー「生と死」を通して傷つきやすい若者の苦悩を描いた

『ノルウェイの森』は、村上春樹の長編5作目、前作は『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』で、私が村上作品として前回読んだ作品になります。 作者が100%の恋愛小説と言っているように、リアリズム作品で、村上氏の他の小説とはかなり違っていると思いながら読みました。 「生とと死」をテーマに書いた作品で、ベストセラーとなり、映画化もされましたが、ここには小説について書きました。 それについて。 小説が十万部売れているときには、僕はとても多くの人に愛され、好まれ、支持されているように感じていた。でも『ノル ...

政治・社会問題

2020/3/25

森友問題で自殺した近畿財務省職員の遺書を読んで

2018年3月7日近畿財務局職員・赤木俊夫氏が命を絶ちました。 森友問題で、文書の書き換えが朝日新聞に載り、長いこと国会で野党における追求を受け、文書書き換えを検察が調べている最中だったと思いますが、日本中がその自殺を聞いて、騒然となったのを覚えています。 遺書があったという報道はありましたが、詳しいことが分からないまま2年の歳月が過ぎ、その遺書が週刊文春に載り、文書改竄をさせられた赤木さんの経緯が国民の前に明らかにされました。 それにより、疑問だった多くのことが分かりましたが、一人の人間が文書書き換えと ...

太陽の蓋

本・読書感想・映画

2020/3/18

『太陽の蓋』映画 監督 佐藤太ー東日本大震災発生、福島第一原発事故を描く

2016年に作成された、佐藤太 監督の映画『太陽の蓋』をアゾンのレンタルで見ました。 東日本大震災から9年の歳月が流れましたが、未だに被害者が立ち直ることが出来ずにいる中、保証を打ち切られようとしています。 津波の犠牲者も多く出しましたが、福島第一原発では、全電源喪失の事態に陥り、冷却装置を失った原子炉は、温度が上がり続け、想定外の状況を前に、判断を誤る科学者たちと情報不足のまま、混乱を極める官邸、そして故郷に別れを告げ避難を急ぐ市民たちをリアルに描いています。 スポンサーリンク 『太陽の蓋』映画のあらす ...

本・読書感想・映画

2020/3/15

『愛という名の支配』田嶋陽子著ーフェミニズムを説く

私は文庫本が発売された2005年前後に田嶋陽子氏の講演会に行ったことがあります。 その当時は、いろいろな方の講演会を開催されていましたが、田島陽子氏の講演会はかなり人気があり、立ち見ばかりでなく、別室でマイクで聞かなければならないほどの人が集まったのを覚えています。 その時の内容は詳らかに覚えていないのですが、この本に書いてあることとあまり違わなかったのではないかと感じました。 著者よりも数年後に生まれた私はそれほど男女差を感じることなく子供時代を過ごせたと思っていたのは、子供時代の環境が大きかったのでは ...

本・読書感想・映画

2020/2/22

『誰も知らない』是枝裕和 監督 映画

1988年に発生した巣鴨子供置き去り事件を、是枝裕和 監督が15年の構想の末に2004年に公開された作品のようです。30年以上前の出来事のようですが、私は何も記憶に残っていませんでした。 12歳の福島明を演じた主演の柳楽優弥は2004年度の第57回カンヌ国際映画祭にて史上最年少また、日本人として初めての最優秀主演男優賞に選ばれたようです。 是枝裕和 監督は『万引き家族』、『海街diary』は漫画の映画化ですが、核家族の中での子供たちについて温かく描きながら問題提起をしています。 スポンサーリンク 『誰も知 ...

本・読書感想・映画

2020/2/22

『つみびと』山田詠美緒 著ー2児放置死事件がモチーフ

2010年6月、大阪市内のマンションで母に置き去りにされた幼い姉弟が餓死した事件をモチーフにして山田詠美さんが書いた長編小説です。 山田詠美らしいタッチで書き上げていて、重いテーマであり、かなり長い小説ですがとても読みやすく、小説の中に引き込まれていきました。 現在もあちこちで起きている児童虐待の痛ましい事件が報道されていて、耳を塞ぎたくなるような思いでいますが、この小説から何故このような事件が起きてしまうのか、心の深い部分を私たちに提起しているようです。 子供をどのような形にせよ死に至らしめるような虐待 ...

本・読書感想・映画

2020/2/13

『海街diary』是枝 裕和 監督 原作は吉田秋生のマンガ「海街diary」

『海街diary』は吉田秋生のマンガ「海街diary」を是枝 裕和 監督が脚色して映画化したものです。 私は漫画を読んでいないので、映画を見たことからだけの感想になります。アマゾンプライムで是枝監督の映画を続けて見ているのですが、現在の日本における家族とは何か、という問いを描いています。 あまりにも家族というものが壊れしまいつつある、現在の生き方に問いを投げかけているのかもしれません。 スポンサーリンク 『海街diary』のあらすじと感想 『海街diary』のあらすじ 綾瀬はるか演じる長女の幸、長澤まさみ ...

本・読書感想・映画

2020/2/11

『三度目の殺人』是枝裕和 監督

是枝裕和 監督の『三度目の殺人』を見ました。 ホームドラマが多い是枝監督が法廷ものを選んだのを「果たして人は人を裁けるのか」と言う思いを追求したと言います。 そのために、裁判を傍聴し、1年以上にわたり弁護士への取材をしたあと、弁護側、検察側、裁判官、犯人に分かれて模擬裁判を実施し、ここで出てきたリアルな反応や言動を脚本に落とし込んでいったと言います。 そのような現状を見ながら、それに対する疑問をいつもの作品のように、重い問いを私たちに投げかけてくる作品になっています。 結末は見た人が考えてほしいという姿勢 ...

本・読書感想・映画

2020/2/10

『そして父になる』是枝裕和 監督 映画ドラマ

是枝監督による『そして父になる』はずっと見たいと思っていたのですが、アマゾンプライムのDVDで見ることが出来ました。 赤ちゃん取り違い事件は957年~71年の間だけで全国で32件もの数が報告され、社会問題になっていましたが、この事件の報道された時、私はもし自分の子供がこのような事件に巻き込まれたとしたら、どのように対処できるのだろうと考えることもありました。 当時週刊誌の記者だった奥野修司が、実際にあった新生児取り違え事件を25年間取材し続け、1995年に出版したドキュメンタリー『ねじれた絆』も、参考文献 ...

本・読書感想・映画

2020/2/8

『私を離さないで』カズオ・イシグロ原作、TBS金曜劇場長編テレビドラマを見て

『私を離さないで』カズオ・イシグロ原作、TBS金曜劇場長編テレビドラマを、アマゾンプライムで見ました。 脚本「森下佳子」で、1016年に放映された主人公・保科恭子を「綾瀬はるか」が、恭子とともに不器用に希望を追い求める土井友彦役に「三浦春馬」、陽光学苑で過ごし彼らを翻弄する酒井美和役に「水川あさみ」が演じています。 1~10回で、コマーシャルなしで見られましたが、1回分45分なので、7時間30分かなり長いドラマを2日かけて見ましたが、時間が許せば通しで見たい思いでしたがそうも行きませんでした。 スポンサー ...

本・読書感想・映画

2020/2/3

『政権交代が必要なのは、総理が嫌いだからじゃない』田中信一郎著

著者、田中信一郎氏は千葉商科大学基盤教育機構准教授です。国会議員政策秘書、明治大学助手、内閣府、内閣官房、長野県自然エネルギー財団などを歴任し、現場を見てきた経験から、少子高齢化時代の現在の政策を政権交代してどのようにしたら良いかという提案をしています。 少子高齢化が進むのがわかっていながら、それ以前の政策を変えようとしない安倍政権が7年以上も続き、一向に良くならないばかりでなく、悪化の一途をたどったいることへの警鐘として私は読みました。 野党も乱立して、経済成長をMMTで、改善しようという「れいわ新選組 ...

本・読書感想・映画

2020/1/15

『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』村上春樹著ー夢読みで僕はこころを取り戻す

『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』は、村上春樹の4作目の書き下ろし長編小説で、谷崎潤一郎賞を受賞しています。 丸谷才一は選評で「優雅な抒情的世界を長編小説という形でほぼ破綻なく構築している」と言っているように現実離れをした世界を書いて、人間の細やかな感情を違和感を抱くことなく読ませる文章は類を見ないと思います。 私は1985年発行・1986年8月20日17刷の分厚い本を読みました。後に上下に分かれたようですが、あまりにも分厚い本を前にして戸惑いましたが、かなり村上作品を読んだ後だったためにスム ...

本・読書感想・映画

2019/12/22

『土の中の子供』中村文則著ー私は土の中で生まれたので親はいません

作家中村文規の作品は『掏摸』、『教壇X』を読み、『土の中の子供』は芥川賞受賞作で3冊目になります。 中村文則が書く作品はいずれもがとても暗い内容ですが、読みにくいことはなく、その暗さの内面を読者に提示しながら書かれているので、どこか共感を得ることが出来引き込まれるように読ませるような文体になっています。 2005年に発売された本ですが、現在社会問題となっている子供の虐待をテーマに書いているので、考えさせられることが多い内容になっています。 スポンサーリンク 『土の中の子供』のあらすじと感想 親を知らない子 ...

本・読書感想・映画

2019/12/5

賛否両論で注目されているMMTの本「奇跡の経済教室」中野剛志著

山本太郎が「れいわ新撰組」を立ち上げ、消費税を上げないで経済政策をするという触れ込みをしているのを聞いてそれが「MMT」であることを知りそれがどのような経済政策であるのか知るために読んでみることにしました。 「MMT」に興味があるというわけでもなく、「れいわ新撰組」を支持しているわけでもなく、本を読んだからと言って支持者になることはないのでが、知らなければ何を言うこともできないという理由で読むことにしました。 ですから、「MMT」を批判的な立場から読んだことになります。 「奇跡の経済教室」の読後と感想 経 ...

政治・社会問題

2019/11/20

教育に過剰に介入する政権について思う

昨日のNHKニュースで去年4月13日に開かれた自民党の教育再生実行本部で下村元文部科学相が「東京大学に民間試験を活用するよう」、文部科学省に指導を求める発言をしていた、音声データを入手したということです。 当時、文部科学省は、民間試験を大学入学共通テストに導入すると公表していたが、多くの大学はそれを活用するか、態度を表明せず、東京大学が去年3月に、現時点では入試に活用することは拙速だと会見で表明ししていたようです。 大学入学共通テスト(新テスト)の英語の民間試験には様々な問題があるということで、延期するこ ...

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2020/4/21

ワードプレスでテキストエディタのタブがビジュアルエディタに替わらなくなった時

私はテキストエディタを使うことが多く、長いことビジュアルエディタを使っていず、吹き出し会話を使おうとしたところ、テキストエディタでは使うことができないことが分かりました。 どちらが良いかわかりませんが、ワードプレスを使う前から、テキストエディタを使ったいたので、普通はそれで事足りてしまいます。 どうしても使いやすい方を使うことになっていますが、ビジュアルエディタでないとできないこともあること、現在はビジュアルエディタを使う方が多いようで、便利な機能が簡単に使えるようになっているようです。 スポンサーリンク ...

© 2020 本とパソコンのある暮らし