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山寺立石寺の歴史のある石仏たちは神々しさを湛えていた

山寺は草創は貞観二年(860)平安時代の初め慈覚大師が清和天皇の勅命をうけて、建立したという歴史ある寺です。

寺は宝珠山阿所川院立石寺と号し全山の総称で、天台宗に属し、山門から大仏殿のある奥之院までの石段は800段を超えます。

山寺と言えば松尾芭蕉の「閑さや岩にしみ入る蝉の声」が有名ですが、芭蕉翁の句をしたためた短冊をこの地に埋めて、石の塚をたてたものが、せみ塚といわれ中ほどにあります。

歴史の深い山にはお堂がたくさんあり、ゆっくりと時間をかけなければ味わうことは無理だろうと思いながら、石段を一段ずつ登りながら写真を写しましたが、木漏れ日が強く写真日和とは言えず、いつの日か来られることを願いつつ次の撮影地と向かいました。

山寺の地蔵菩薩

地蔵さん

気高くとても優しい面立ちの地蔵様

私の願いをかなえてくれますか

職を求めている若い方

年老いて自分のことすらままならないおじいさん、おばあさん

親に甘えられないで悲しい思いをしている子供たち

そんな悲しい思いをしている人たちに

優しい気持ちを恵んであげてください

千手観音

慈悲を

この世のことはすべてお見通しの千手観音

悲しんでいる方のところにお出かけになると立ち上がられている

ここにきて願いを乞うてごらんなさい

少しは心が安らかになるかも知れません

お出かけになるには余りに悲しんでいる方が多すぎるから

地蔵菩薩

   

仲良く並んで

人々の悲しい思いを聞く歳月

世を憂いながらいつからここにいるのだろうか

叶わぬ思いに苦しんでいる人々の悲しみを胸に秘め持つように

伏し目がちのお顔は美しく丸みをおびてはいるが

気高く美しく立つ二体の地蔵さま

いつまでも世の人々をお守りください

草鞋    

草鞋

悲しみ多き幾人の心を運びたる草鞋に日が照り翳りたり

山寺の急な石段登りたる思いひそかに吊られていたり

山寺立石寺

当寺は宝珠山阿所川院立石寺と号し全山の総称で、天台宗に属し、草創は貞観二年(860)平安時代の初め慈覚大師が清和天皇の勅命をうけて、建立したものです。

山形県山形市大字山寺4456-1


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