EF-S60mm F2.8 マクロ USM を EOS 30D につけて写した
私は10数年前から山野草のホームページを作っているために山野草をメーンとした小さな花の記録写真をたくさん写しています。
山に登って写した写真は撮り直しが出来ないためにかなりひどい写真をアップすることもありますが、2度と登れないかもしれない山だったり、2度と写すことが出来ないかもしれないと思う花を写していたので、何とかみられるような写真を写すことに専念してきました。
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花の記録写真を写すのに便利なレンズ EF-S60mm F2.8 マクロ USM
家でもたくさんの山野草やその他の花を育てていますが、それらも1年に数日間咲いて消えていく花ですので、いつも真剣勝負のような感じでした。
下手な写真でも写さないことには何も残りませんが、少しでもきれいに写そうと言う気持ちだけは持っていました。
そのような数年間の後、写真というものに興味を抱き、写真教室に入れていただきましたが、それらの花の写真は記録写真で、写真としての価値は皆無だと言う事を知ることになりました。
それから何も分からないままに、いろいろな写真を写しては教室に持って行き見ていただきましたが、良いと言われる写真は数百枚写しても2~3枚あればよい方でした。
それまでの写真の写し方とギャップが大きくなって、必要な花の記録写真も写せなくなってしまいました。
そのような仲間の中にどっぷりと入ってしまった時に肝心なものも見えなくなってしまっていました。
ただただ、先生に良いと言ってもらいたいばかりに、変わった写真を写して表面だけを求めていました。
感動を写さなければだめだと言われても何が感動なのかも分からず、先生が写してきたもののまねばかりしていたような気がしました。
そんな数年後の昨年3月、網膜剥離で手術入院をしてその後の経過が良くなく、現在は必要最小限の写真を写しています。
何が良くて何が悪いのかも分からないまま、撮りためた写真の整理を年末年始の時間のある時にしてみたところ写真教室に入ってから写した花の記録写真はほとんどないことに気が付きました。
その後撮りためた写真は唖然とするほど面白みのない写真で、今後の写真の写し方を考えるきっかけになりました。
感受性や構図などきちんとしたものもないままに写した写真が良くないことはわかりましたが、いざ写真を写し始めたときどんなものを写すことが出来るかは自信はありませんが、見直すきっかけが出来たことは良かったと思いました。
そして、花の記録写真は撮り続けようと思いました。
記録写真は芸術性はないかもしれませんが、文献的にはとても大切なものだと思いました。
その記録写真を写すために多用してきた Canon 単焦点マクロレンズ EF-S60mm F2.8マクロ USM APS-C対応はとても写しやすく私の大好きなレンズです。
EOS 5D Mark3 のカメラを購入しても山野草の記録写真は数年前の APS-C サイズのカメラの EOS 30D につけて使っていますが、ホームページにアップするだけなので充分です。
わが家には EOS 50D もありますが、使い慣れたカメラにつけたままで、このカメラとレンズは花の記録写真専用にしています。
古いレンズですが、現役でかなり評判も良いレンズのようです。
2017年 6月29日にCanon 単焦点マクロレンズ EF-S35mm F2.8 マクロ IS STM APS-C対応が発売になっているようですが、私は使ったことがないので、どのようなレンズなのだろうと思っています。