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本・読書感想・映画

『幸せのありか』 渡辺和子著ー感想

2014年8月24日

「幸せのありか」はノートルダム清心学園の理事長であるシスターの渡辺和子さんの著書です。

先日「あさいち」に出演していた、80歳を越えられたシスターの渡辺和子さんのお話を聞いて、渡辺さんが書いた本を読んでみたいと思い電子書籍を購入しました。

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最近は読みやすいこともあり、電子書籍で購入できるものは電子書籍で読むことが多くなっています。

渡辺さんの書籍は「置かれた場所で咲きなさい」他たくさんの書籍があり、多くの方に読まれているようですが、私は初めて読みました。

この本は、いろいろなところに書いたものや講演でお話ししたものをまとめたものなので、同じようなことが書いてある箇所もありますが、懐かしいことや生き方に対する大切なことが、ご自身が生きてこられた経験の中から書かれています。

最初に書かれてあるエッセイが「三つの化粧品」の題で書いてあるのが「真山美穂」さんが数十年前に創作した「泥蕪」のお話です。

何度も何度も上演されているので見た方も多いことと思いますが、「私は小学生のころに出会って忘れることのない演劇の一つです。

そのころでもかなりご年配だった真山美穂さん演じる「泥蕪」にとても感動した思いがあります。

醜いためにいつもいじめられて心が荒れていた泥蕪が、ある日旅のおじいさんから教わった「いつもにっこり笑う事」「人の身になって思う事」「自分の顔を恥じないこと」を一生懸命実践して心からそれが出来るようになったときに、水に映った自分の顔がとっても美しことに喜んだ場面がずっと心に残っています。

その時の感動は、今でも目に浮かぶくらいに覚えているので、真山美穂の演技力はさることながら、その年齢の私は水を吸い込むように心にしみたようです。

内気で劣等感の塊のような私は、心を美しく持って生きようと思ったのを、昨日のように思い出します。

それから数十年、そのような生き方はできはしませんでしたが、それでも子供のころにそのような感動を覚えるものと出会ったことは私の生き方のどこかに少しは残っているような気がします。

しかし、自分の身に降りかかった時にそのようにできるかと言うとできないというのが本音ですし、年齢を重ねれば重ねるほどいろいろなことに巻き込まれて怒りを覚えることも多くなってきます。

理不尽なでき事や悲しみのさなかでは、とてもそのような余裕がないのが現状ですが、心の奥底に玉手箱のように、子供のころに見た演劇の素晴らしさを抱えて生きていることができるのは幸せだと思います。

私も昨年網膜剥離になり、手術後は目の前に靄がかかり、視力が落ちてとてもつらい思いをしました。

手術後はバックル感染になり二度の手術を受けましたが、その後は眼瞼下垂になり手術をした方の瞼が重く、ひらきにくくなり左右の目の大きさが気になりました。

そんな時に、外見はどうでも良いとはとても思えませんでしたし、心でわかっていると思っても、納得できないものがありました。

その後、眼瞼下垂の手術を受けて、二か月半が経ち、以前と同じようにはなりませんが、受け入れることができるようになっています。

そんなつらい経験をしたからこそ、素晴らしい方と巡り合う事も出来、人の心の痛みも少しは分かるようになったのではないかと自問自答しています。

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