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写真

旅で出会った夏の思い出

2013年12月20日

さまざまな場所で写した夏の風景写真です。

その時その時の思いがありますが、まとまりのない写真になってしまっています。

雨の竹藪

雨の竹やぶ

    

常緑の竹の葉も入れ替わる営みは

しっとりと梅雨をまといて

若い葉も老いた葉も色の濃淡に営みの過程を見せて

輝いていた

生きいるものの美を見せあいて

那須沼原

入り口

    

小さな丸い入り口を

覗いた先にある輝きは

明日なのだろうか

招かれて入った人はいるのだろうか

光は物を美しくみせるが

その先の闇を恐れて

引き返しきぬ

白糸の滝

白糸の滝

    

この世になくてはならない水は形も力ももっていないが

外からの力がくわわった時はとてつもない大きな力となる

川が決壊すれば濁流となり人の命も奪う

滝となって流れる水はおのずから形を変えることはないが落ちた時に当たる岩の形によって

落ちた時に当たる岩の形によって姿を変える

しなやかで優しく

命を奪うほどの厳しさを持った水

私たちは水がなかったら生きていけない

奇形のブナ

奇形のブナ

    

幼苗のころに飢饉があったという

若枝は摘まれて人の命の糧となり

それでも春になると芽をのばして生きてきたブナは

このような形になって大木になっている

山深い林のブナは太さ高さの差はあれみんな真直ぐに伸びることがなく

成長してきた

人生の営みの中でこのような時がいつか来るのだろうか

私たちは明日何が起きるかわからない世界の中で生きている

藤の影

ネックレス

    

太い木に絡まりついたのは藤のツルだろうか

のっぺらぼうの太い木にネックレスのような影を落として

林の中に柔らかな日が当たっていた

何も聞こえるものもない静寂の中で

おしゃれを楽しんでいる山の木の一時の装いを

カメラでとらえて見た

石段

誰も登らない石段

    

この石段を最後に登ったっ人は誰だろう

登ったという形跡を消してしまった石段を見つめて

下から写真を写してみた

石段を優しい形にした歳月の流れを思いながら

登ってみると

そこには小さな社が立っていた

沢山の願いを聞いたその社の

静けさだけが残っていた

裸になった木の葉

葉脈だけに

    

葉脈だけになった木が梅雨空の中に

寂しそうに立っていた

どのような虫が、食べたのだろうか

蝶となって飛びたってしまった虫は残っていなかった

何も言わずに食べつくされた木の悲しみが空に透けて見えた

もう一度葉を出して生き延びるだろう

たくましさを

秘めているような姿だった

   

撮影地

那須沼原

鳥海山のふもと

観音沼付近

その他

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