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『ほんとうは治る防げる目の病気』 山口泰三著ー読後感

現在は眼科医ですが、内科医になるつもりで研修を受けられ、小児科、麻酔科、産婦人科なので研修を受けた後に内科医になりましたが、糖尿病を治して失明する人を減らすという夢は眼科のほうがふさわしいと思って眼科の研修をして眼科医になったと書いています。

眼科で同じような病状の人に同じように治療しても経過が全然違うことを見て、いろいろ考えた末に目だけを治すのではなく、体全体を健康にすることで目の病気を治すという方向に傾いて行ったと眼科医である著者の山口泰三先生が書いています。

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食事療法と漢方薬を使うことで目の症状は改善する

網膜剥離になって、手術後2年が過ぎますが、この本をずっと読んでみたいと思っていましたが、目の状態が悪い日が長く続き、その間は ipad mini で購入できる本を文字を大きくして読んでいたのですがこの本は電子本はありませんでした。

やっと本が読めるようになったので、購入して読むことができましたが、読み進むにしたがって網膜剥離になる前に読んでいればよかったとの思いを強くしました。

目の病気は食事療法で防ぐことができること、症状が現れても食事療法と漢方薬、運動を取り入れることでかなり改善できることを説いています。

しかし、私が経験した網膜剥離などは手術以外にはないとはっきり言い切っていますが、その後の経過の改善には役立つと書いています。

白内障、緑内障、その他いろいろな症状を上げてどのような経過をたどって良くなったかを、症例別に改善プログラムとして書いています。

手術を何度もして良くならなかった人の症例も良い状態に戻ったことなど書いていて、あきらめることなく治そうという気持ちがあれば改善は望むことができると温かく説明しています。

この本を推薦している医学博士の沼田勇先生が「遺伝病とされている視神経萎縮でさえも、玄米菜食を励行して病気を克服することがあることを、眼科学の草分けである石原忍東京大学名誉教授が記述されています。」と書いています。

この本には食事内容も詳しく書いてありますが、我が家は菜食主義の和食の食事ですから白米を玄米に変えるだけで良いのですが、玄米食にできるかは心もとない気持ちでいます。

東洋医学の効用は、突発性難聴になった後に体調がすぐれず鍼灸院での治療でかなり改善したという経験がある私には実感できています。

現在も月に1度くらい通っていますが、施療を受けた後の爽やかな気持ちは心まで安らぎます。

現在あふれているサプリメントの中でも青汁が良いこと、黄斑変性症に良いルテイン緑内障にはイチョウ葉エキスが良いことなどにも触れています。

私が現在経過を見ていただいている眼科の先生も最初の受信時に私がまぶしさを訴えたためか白内障の手術をするとよくなるというようなことを言っていましたが、診察した後にバックル感染がわかり、バックル除去手術を受けた後にはまぶしさが消えたという経緯があります。

そんなことがあって私の白内障の手術は経過観察になっていて、手術をしない意味が分かっていませんでしたがそんなこともこの本を読んだことでわかりました。

人口レンズもまだ改良の余地を残しているものなので、手術を早めないほうが良いと書いていますし、食事と漢方、運動で改善された例も書いています。

目の仕組み、病気の解説など難しいこともたくさん書いてありますが、未病の状態を改善することまた糖尿病などを改善することで目の病気も良くなるといいます。

成人病などを患っている方はそれを治すことで目の状態も良くなると書いています。

私は肩こりと頭痛に20年近くも悩まされていて、頭痛薬を飲み続けていますがいつかやめたいと思い、頭痛の専門病院を受診しようかと何度も思ってきました。

そんな私が読み始めたときに、頭痛はコップ二杯の水を飲むことで解消することもあると書いてあるではありませんか。

その部分を読んで、その日から1日1.5から2リットルの水を飲んでみたら、頭痛薬から解放されたのです。

それまでも、水分を摂りなさいとはよく言われましたが、コップ二杯ほどの水を飲んだことはなかったので、これには感動してしまいました。

そして、水分とはお茶やコーヒー、ドリンクではなく、生水か柿の葉エキスが良いということでした。

長いこと悩んでいた頭痛がこんなに簡単に解決できるとは思ってもいないことでした。

とても内容の濃い本ですので、もしこれを読んで興味がある方は実際に本を手に取ってお読みになることをお勧めししたいと思います。




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