著作者:Chris Photography
帯状疱疹(たいじょうほうしん)は、水ぼうそうを起こす原因ウイルスと同じウイルスによって起こる病気で、ピリピリとした痛みを伴い、合併症と後遺症をおこすことがあります。
水ぼうそうは多くの人が子供の頃にかかりますが、そのウイルスが体の中に残っていて、疲れ等で免疫が低下した時にウイルスが復活して起こると言います。
免疫力の低下によって復活したウイルスは、神経節から出て活動を再開し、皮膚に帯状の水ぶくれをつくりますが、この帯状の症状から「帯状疱疹」といわれるようです。
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帯状疱疹はピリピリとした痛みを伴うー合併症に注意
早い治療により完治すればよいのですが、帯状疱疹後神経痛などの合併症と後遺症が起きることがあり、起きるとかなり大変になるようです。
私の知人も帯状疱疹後神経痛になってしまい痛みがひどく大変だと言っていましたが、病院の待合室で出会った方も家事が出来ないくらいの後遺症になりとてもつらいと言っていたのが記憶に残っています。
以前、夫が風呂から出てきて、横腹に小さな赤い発疹が出ていてピリピリするというので、帯状疱疹かもしれないので明日にでも皮膚科に行ってみたらと言って皮膚科受診を勧めました。
帯状疱疹の知識があったことと、発症しやすい場所でしたのですぐにわかり、皮膚科のお医者さんにも早い発見で驚かれたと言っていましたが、薬をいただいてきたらすぐに治りました。
その後、私が経験することになったのですが、後ろの髪の生え際だったことからヒリヒリする痛みはあるものの、自分では見ることもできないので、夫にてもらったのですが、自分で帯状疱疹をしていても、少し赤くなっているだけだとか言うので数日、そのままにしていましたが、ひどくなるばかりなので皮膚科に行きました。
後で考えて見たら、帯状疱疹のような痛みですが、自分では見ることもできませんし、そのような場所に帯状疱疹が出来るとは知りませんでした。
皮膚科の先生は一目見るなり帯状疱疹です、と言われ、疲れからきているので、暮れの忙しいときですが何もしないで休んでいるようにと言われました。
テレビくらいは良いでしょうと言う事でしたので、2人家族のことだし正月はそれ以上の準備はしないで休むことにしました。
私の場合はかなり進んでいたのと顔の近くだったこと、暮れからお正月の休みに入ってしまうことなどから、絶対安静を言い渡されました。
私もとてもひどい症状で長いこと治療をしていた方のことを知っていましたし、入院をした方も知っていましたので無理はしたくないと思いました。
少し高価だとという抗ウイルス剤と塗り薬、鎮痛剤をいただいて、もし何かあった時には緊急外来を受診するようにと言う事で休日前に見ていただいたことはとても幸運でした。
お正月の休み明けに行ったときにはかなり良くなっていて、そのまま後遺症も出ないで治ったので安心しました。
私の知識の中では髪の生え際に帯状疱疹が出るという事はわかりませんでしたが、どこにでも出ると言う事を知りました。
ピリピリというようなさすような痛みが出て小さくても発疹が出たら、帯状疱疹を疑った方が良いと思いました。