大変な思いをして手に入れたマイホームを手放すのは身の切られるような思いがするでしょう。
苦労して払い続けてきたローンが払えなくなったときは、決断を先延ばしにすればするほど借金は増え続け、ローンに追われる毎日は地獄のようになり、暖かな家庭を作るために建てた家がさむざむとしかねません。
また大きな気苦労は病気にもなりかねません。
自己破産のところにも書いてきたように、自己破産はさほど怖いものではありませんし、借金を整理することは法律で認められた権利です。
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マイホームを思い切って手放したとき
家は入れ物ですから、借金がなくなって借家に住むことになってもそこで温かな家庭を築けば、子供たちが立派に育つことでしょう。
わが家も、何かあった時には家を手放さざるを得なかったと思う事もあります。
幸い手放すことなく住んでいる家ですが、維持費もかなりかかりますし、年数がたてば修繕も必要になります。
固定資産税もかかりますし、ローンがなくなってもかなり維持費はかかります。
現在年金暮らしですが、節約に節約を重ねて定年までに住宅ローンを返済しましたが、もし定年後の今も住宅ローンが残っているようですと、生活できないのではと思っています。
私たちより前の方は年金も多かったようですし、退職金を貯金すれば、利息が生活費に上乗せになりました。
少子化、高齢化の社会の中で年金から住宅ローンを返済するのは無理でしょうから、ローンが残っていたら働いて返さなくてはなりません。
借金も財産のうちといわれて組んだ住宅ローンですが、それは高度成長期に給料が増え続けた時代のことで、退職金の貯蓄から高い利息が入ってきた時代のことです。
わが家もも借金は財産のうちという最後の時代に住宅ローンを組みましたが、家が建つころには金利が下がっていく中で住宅ローンの金利は高いままで必死になって繰り上げ返済をした経験があります。
ローンを残さないで年金生活に入ることができたから、今の生活ができるのだと改めて思っています
私も不安の中でやっと抜けられたローンですが、返済が無理だと分かった時には家を手放しストレスから抜け出すことのほうが大切だと思います。
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