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体調不良も人生の節目

気持ちの上で落ち込んでいるわけではないのですが、なぜか体調のすぐれない日が続いています。

昨年の秋ごろから疲労がたまっているとは気が付いていましたが、最初は全身の蕁麻疹から始まりました。

皮膚科に行くと疲労からの蕁麻疹ですから、無理をしないで休んでいるようにと言われました。

自分でも疲れがたまっているのはわかっていましたが、何もしないでいるのが苦手な性分ですので、じっとしていられません。

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疲れが出る年齢があるようなので、休養も大切

蕁麻疹は3日位で治ったのでので、写真教室の方との撮影にいったりと普段どうりの生活をしていたら、今度は襟足のあたりがピリピリするので夫に見てもらったら何もなっていないと言います。

それでもピリピリと傷みが消えず、手で触ると何かできているような気がします。

自分では一番見えないは所なので、もう一度見てもらったら、赤くなっていると言う事です。

また皮膚科を受診しましたが、今度は帯状疱疹といわれ、帯状疱疹がこんなところに出るとは思ってもいなかったのでびっくりしました。

帯状疱疹は皮膚の病気だけではなく、神経の病気なので「帯状疱疹後神経痛」になり傷みが残り大変な思いをしている方の話は聞いたことがありましたが、自分の身に降りかかってくるとは思いもしませんでした。

年末ですが、何もしないで2週間は安静にしているようにと厳しい言葉をいただきました。

我が家は二人家族ですので、何もしないことに決めるのは簡単です。

大晦日には娘たち夫婦が毎年来るのですが、娘なので遠慮なくなんでもやってもらうことが出来るのでお正月まで何とか乗り切りました。

そのおかげで、お正月明けに皮膚科を受診したときにはかなり良くなっていて、何の後遺症もなくきれいに治りました。

その後一安心していると、口のまわりに違和感を覚えました。

家にある口内炎の薬を付けていても一向に良くならずに大きくなっていきます。

もう一度皮膚科を受診すると口唇ヘルペスと言う事で、これも疲れからきますがもっと早くに来れば飲み薬ですぐに治ったのですが、大きくなっているので跡が残るでしょうが、薬を付けてくださいと塗り薬を処方して、いただきました。

それが良くなった頃、それまでも目の疲れはあったのですが、線がゆがんで見えることに気が付き眼科を受診しましたら、網膜剥離であること、剥離をしてからかなり時間が過ぎていると言う事が分かりました。

いままでの症状は、網膜剥離からの信号だったのかとなぜか納得してしまいました。

体はどこかに異常を感じるとあちこちにサインを出してくるのかもしれません。

すぐ入院、網膜剥離直すための胸膜バックリング手術を受け、バックル感染によるバックル除去手術と2度の手術を受けることになってしまい、そこに今年の急激な暑さがやってきました。

そのようなわけで体調はもとに戻れないでいたのでしょう。

8月下旬にはかなりひどい眩暈と吐き気と下痢のための救急車のお世話になってしまいました。

そんなことで、家の中での仕事が多くなり、いろいろな場所の整理していましたら、娘からいただいたお守りが出てきました。

そこには「お母さん厄年が早く終わって元気になってください。」と書いてありました。

娘が結婚してからは少し距離を置いて付き合っている娘なので、そんな手紙にほろりとしてしまいました。

大きなお守りでしたし手紙が添えてあったのでそのまま大切に保存していて忘れていましたが、それは私が33歳の厄年のころのことだったと思います。

娘が小学校の2年生だったと記憶していますが、娘がもらってきた風疹を私もうつってしまい、とても大変だったことを思い出しました。

娘は学校はしばらく休んでいましたが症状は軽く、私はかなりの高熱が出て歩けないくらいになって治るまでにかなり時間がかかったことがありました。

その後、風邪などひいたことのない私が夏風邪を引いて動けなくなったりとかなり大変だった時期があり、厄年だからと言っていたのを聞いたのでしょう。神社に行った時にお守りを買ってきてくれたのです。

人生にはいろいろな転機があると思いますが、私はそんな転機を乗り越えるたびに少しずついろいろなことがわかってきたようにも思います。

現在の私はどんなことも甘受できるようにはなっていませんが、起きたことは起きたこととしてできるなら前に進みたいとは思っています。


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