頚椎症性脊髄症の手術の経過はとても良いのですが、それまでなかった肩こりがまだ残っていて、それが一番の辛さになっているようです。
そんな時期に、術後6ヶ月の検診があり、術後初めての MRI の影像を撮ってそれを見ながら手術前の画像との違いを説明していただきました。
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MRI で脊髄液が流れているのが確認できた
影像を見るまでもなく、右の指先のしびれ以外のしびれは取れているのですから、手術後の状態が良くなっているのはわかっていましたが、改めて手術前は脊髄液の流れが悪かったのが、綺麗に脊髄液の流れが見えていて安心しました。
チタンを埋めて脊髄液の通り道を作ってありますが、もう元に戻ることはないと先生が念を押して下さり、本当に良かったと思いました。
本人は15センチくらい切開した首の手術跡の違和感があるようですが、今後は何をしても大丈夫との先生の言葉に安心していろいろなことができそうです。
しかし、元の体に戻るということは難しいようで、年齢を重ねたこともあるのでしょうが、病気になる前に比べて疲れやすくなっていて同じように動くことはできないようです。
人間の体は、病気をすれば元のようにはならないと肯定することも大切なのだろうと思わされています。
何もなくとも、年を重ねるということはいろいろなところに変化が現れるのが普通ですから、無理をしないで生きていくのが一番のようです。
待合室で、診察を終えた方が隣に座りましたので少し話をしましたが、その方は手術をするほどではないので、経過観察の検診に来ているということでした。
やはり、肩とか首筋とかが痛いそうで、先生に話したら、先生も「私も痛いところがいっぱいある」と言われたとのことです。
手術をするほどでもない健康な体を持っていても、ほとんどの方はどこかしらの不自由を抱えて生きているのかもしれません。
夫も、少し無理をすると歯が傷んだりしますが、歯は病気になる前から治療中でしたので、弱い部分に疲れが出てくるようです。
いつ、肩こりから解放されるかわかりませんが、少しずつは良くなっているので、慣れてくればそれが普通うになり、受け入れることができるのかもしれません。
年齢も重ねて、少しずつ弱いところが出てくるのは仕方がないのでそんな体と仲良くできればと願っています。