夫が手足のしびれが大変で入院、手術をしたのですが、それは頚椎症性脊髄症という病気のための手術でした。
そんなことがきっかけになって、手足のしびれで困っている方が多いことを知ることにもなりました。
手足のしびれと言う事だけが、独り歩きしているようで、その病院に行ってみたい人がいるという電話をいただきました。
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手足のしびれのある病気はいろいろあるので、病名を知ることが大切
手のしびれがあるから人がいるからと妹から電話があったので、「どこが悪いの」と聞くと友人のことなので「どこが悪いか分からない」と言います。
しかしいくつかの病院には行っているようで、脳外科では MRI を撮って脳には異常がないと言われたと言う事です。
総合病院の整形外科にも行ったようですが、長く待たされた後に少しの診察で、町のお医者さんに行くようにと言う事で本人もどこが悪いか分からないと言います。
そんなこんなで数年は我慢しているようですが、総合病院の整形外科でどのくらいの診察をしてくれたのかは私にはわかりませんが、そこには行くのは嫌だというようです。
開業医の整形外科にも行ったようですが、まだ頚椎が悪いとは言われていないようです。
病院には行っているようですが、自分の病名も分からないまま、毎日手足のしびれと戦ってどうしたらよいか分からないと言う事です。
それだけ、病院を歩いて何の前進もないまま悩んでいる患者がいると言う事が私には不思議ですが、もしかしたらそんな方が多いのではないかと思いました。
手足のしびれと言っても整形外科だけではありませんし、私には答えようがありません。
整形外科に行って手足がしびれていると言った場合、レントゲンだけでも、頸椎などの異常は分かるのではないかと思いますが、レントゲンもとっていないような話を聞くと私には理解が出来ません。
このような現状を招いているのは医療従事者なのか患者なのかも推定できません。
夫が入院、手術を受けた病院は脊椎、脊髄に特化した病院なのでせめてそのような患者さんに教えてあげたいと思いますし、予約を取って初診までの期間が数カ月かかることから、ある程度どこが悪いかが分かった方に教えてあげたいと思いましたので、私も困ってしまいました。
わかりにくい病気の時は時間がかかるかもしれませんが、レントゲンを撮って頸椎や脊髄の異常を確認した方が良いのではないかと思ってしまいました。
両手足のしびれのある病気
- 頚椎症性脊髄症
- 多発性末梢神経障害
- 頸椎後縦靭帯骨化症
- 腰椎椎間板ヘルニア
- 甲状腺機能低下症
- バージャー病
- 椎後縦靭帯骨化症
- 一過性脳虚血発作・脳出血・脳腫瘍・多発性硬化症
- ギラン・バレー症候群
- 脊髄空洞症
- ビタミンB1欠乏症
- うつ病
もっといろいろな病気があるかもしれませんが、このように多彩な病気があることから、原因を探り当てるのが大切だろうと思います。
私は病名さえわかれば治療の方法もあるのではないかと思いますので、いろいろな病院を歩いて病名がはっきりしてから、その道の専門のお医者さんに診てもらうのが最良ではないかと思っています。