家ダニは皮膚病やぜんそくなどのアレルゲンとなり悩まされることになりますが、被害にあわないと気にしないでいることも多いようです。
マダニが持つウイルスで感染症にかかり、重症になりかねないと問題になっていますが、それは野原の草むらにいるダニのことで、家には棲んでいないのでここでは家に棲んでいるダニについて書いてみたいと思います。
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ダニ(家の中に棲む)による皮膚病
アレルギー患者がいるお宅ではふとん、ぬいぐるみ、絨毯などに気を配っていると聞きますが、ダニの退治も大変なようでアレルギーの家族がいるお宅では様々な工夫をなさっていることと思われます。
家の中に棲むダニの種類とアレルゲンになるダニ
- イエダニは、肉眼で確認できるサイズで吸血すると体色が白から赤(血の色)に変わり、ますます見えやすくなります。基本的にこのイエダニはネズミに寄生するものですが、場合によっては人間を吸血することがあり、咬まれると痒いです。
- ツメダニは、家屋内の畳や一部のジュータンで発生するダニで、刺します。
- チリダニは、家屋内の畳、ジュ-タン、寝具、衣類、ぬいぐるみなどに発生するダニでアレルギ-性喘息、鼻炎や眼アレルギーのアレルゲンとなりますがさしません。
- コナダニは、家屋内の畳・食品類・医薬品類・その他 カビの多い 場所に多く発生するダニで、刺しませんが、これを捕食するツメダニが殖えます。
このように家に住むダニには噛むものと噛まないものに分かれますが、皮膚病やぜんそくなどのアレルゲンとなり、悩まされることも多いようです。
それまで何の症状もなかった方が、ある時をきっかけに皮膚病やアレルギーで悩まされることがあるようです。
現在は我が家にもネズミはいませんが、数十年前に住んでいた家には天井にネズミが入ったことがあります。
我が家はそのための被害は出ませんでしたが、痴人がネズミを退治したとたん、皮膚になにかに刺されたような跡が出て、皮膚科を受診したところイエダニに噛まれたと言われたと聞いたことがあります。
ネズミに寄生していた家ダニがネズミがいなくなったために人間を噛んだようです。
それも家族全員が被害を受けたわけではなく、一人だけだったようです。
その後皮膚アレルギーのようになり、湿疹が増えてかなり大変だったようです。
前から鼻のアレルギーを持っていて、薬を飲んでいたのですが、皮膚アレルギーになってからは、鼻アレルギーは感じなくなったとのことでした。
いろいろ調べて見たら、アレルギー患者の中にはこのような方も多いことがわかりました。
どこの家にもダニはいるのでしょうが、わが家のように被害を感じない人もいますが、このように急に皮膚病になって治りにくくなってしまう方もいるようですから誰がなっても不思議はないようです。
現在犬が二匹いる我が家は、寝室には入れませんが居間にはたくさんのダニがいるかもしれないと思っています。
犬には定期的にマダニとノミの予防薬のフロントラインプラスをつけていますが、これは家ダニにも効果があるのでしょうか。
定期的に犬は洗うようにしていますし、毎日ブラシをかけていますが、ダニが付いていなければ良いと思っています。肉眼で見たことはありません。
アレルギーの子供のいる家では犬を家の中には入れられないと言っていたのを聞いたことがありますが、犬もアレルゲンになるようです。
我が家の犬はシャンプーが大好きですので良いのですが、猫は洗う習慣がないようですのでもっとアレルゲンになっているようです。
ダニも被害を受ける方と受けない方がいるようですが、清潔にして少しでも減らす工夫をした方が良いようです。
ダニの被害も一度かかるとかなり厄介なようです。
ダニに刺されてかゆみがひどい時にはタクトプラスクリームが効果があるようです。