文部科学大臣に就任した田中真紀子氏は3大学の不認可を決定し大きな問題となっています。
私は、田中氏の発言は唐突だったことは否めないが、認可のおりてない大学が来春の入学を目指して準備が整っていることの方が問題だと思いました。
認可が下りていない大学が準備を進めている方が問題だと考える
準備委員会は出来ていたとはいえ、認可が下りてから準備に入るのが筋ではないでしょうか。
ここにも官僚主体の政治が見えています。
官僚の言いなりにしか動くことのできない、日本の政治をどのようにしたら打破できるのかはからないが、官僚主体の政治では省庁間の権力闘争から抜け出せないのではないかと思います。
少しでも多く予算をほしがる省庁は、余ると次年度の予算が減るからと年度内に使い切ることに苦慮しています。
見えるところでは、年度末の工事が増え、交通渋滞を起こしていることからも明らかだと思います。
女性も働かなければならない時代になっているのに、保育所の不足は解消されず、少子化の中大学の定員割れが増える中での大学の増設です。
増え続ける介護老人は、在宅医療を目指しているものの、家では面倒を見ることのできない人が増えている中で、施設に入居しようとしても、施設が足りなくて入れないでいる現状です。
介護施設も入居費がかなりの開きがあるようで普通の年金生活者には入れないような高額のところが増えているようです。
このような社会のひずみを直していくのは、政治家の役目だと思います。
官僚が省庁間のひずみの中で仕事をし、官僚の言いなりの政治をしている政治家からはいつになっても、住みよい社会の実現は出来ないと思います。
問題が大きくなり、田中氏は再審査に向け「できるだけ早く新基準をつくり、3大学も新基準で判断したい」と行っているようだが、官僚政治に一つの石を投げたことだけは確かだと思います。
5年後安倍政権になり、官邸指導の政治になりもっとひどくなっている
この時は官邸指導の政治をあらためようと語力していたようですが、その後安倍政権になり、官僚の人事権まで握っている現在は、官邸の思いのままで官僚は出世のためにすべて官邸の言いないになっています。
現在の政治を見ていて、まじめな官僚の政治の方が良かったとは言えないが、人事権を内閣府が握ることは諸悪のもとになっていると思うようになっています。
現在の官邸主導の政治からの脱却を多くの国民が願っているのではないでしょうか。