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政治・社会問題

繁殖犬80匹が遺棄されていた事件を考える

2014年11月26日


栃木県宇都宮市の河原敷で45匹、那珂川町で27匹の死んだ犬と弱って生きている犬8匹とが遺棄されているのが見つかり、驚いていましたが、元ペットショップ従業員が自首して概要が明らかになりました。

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捨てられていた犬は子供を数回生んだ形跡のある繁殖犬だった

捨てられていた犬はオス、メス同等くらいで、メスは何度か子供を産んだ形跡がある、人気犬のトイプードル、チワワ、ミニチュアダックスフンドなどの5歳から10歳の成犬だったようです。

犯人がわからない状態の時は、昨年9月施行の改正動物愛護管理法で飼育者に「終生飼養」の責任を明示し、行政は不要犬の引取りを拒否できるようになったことが背景にあるのではないかという声もあったようです。

しかし犯人が逮捕されて、概要がわかってきた段階でもっと根強い問題があることが分かりました。

捨てたのは繁殖業者から譲り受けた人だった

捨てられた犬は、とても不衛生な状態で飼われていて、ワクチンで予防できるフィラリアに感染していた犬もいるようで、痩せこけていたことから餌も十分に与えられていなかったと推測されています。

遺棄した人は、経営が難しくなった愛知県の知り合いの繁殖業者から100万円をもらって引き取り、知り合いに販売したり譲渡する予定で、木箱にぎゅうぎゅう詰めに犬を入れて運んで、その間餌も水を上げなかったことから運送中に死んだ犬も多く処分に困って捨てたと言っているようです。

我が家も6歳と7歳の2匹のパピヨンを飼っていますので、他人事ではない思いでニュースを見ていました。

庶民の所得が伸びない中でペット需要は低迷していて、繁殖業者は厳しい状態のようですが、この問題の繁殖業者は2年前からこの仕事を始め、最初から経営が厳しかったが頭数が増えるに従って、管理費が膨らみ家賃もはらえなくなって廃業することに決めたといいます。

それを引き取ったのが遺棄した元ペットショップ従業員ということですが、それを知った時に、繁殖業者の問題点を垣間見た思いがしました。

日本で、多くの方が家の中で犬を飼うようになったのは20数年前からで、いわゆるブームにのった商売だったような気がします。

我が家で、犬を飼った7年前はブームの真っ只中だったのかもしれません。

団地の中を散歩させていた時には犬の散歩の方とたくさん出会い、いろいろな方と知り合いになりました。

しかし、ここ数年犬を散歩させている方と出会うことが少なくなり、犬の病院に行っても待っている方が少なくなっていることから、犬を飼う人が少なくなったのではないこと思っていました。

そのように思い始めていた時の事件ですから、とても心が痛みました。

繁殖業者の問題点犬を飼うことについての問題点

私は用事があるときや雨の日でない限り、毎日犬の散歩に出かけていますが、犬の糞を置き去りにするような心無い方に憤りを感じています。

私も、犬の糞を踏んでしまったことがありますが、踏まれたような跡のある糞も時々見かけます。

今は放れている犬を見ることはありませんから、飼い主が放置するのか、夜の散歩で気がつかないのかなどと思っていますが、気がつかないで済ませることにできない問題だと思っています。

たまに、犬の糞を拾っている方を見かけますが頭の下がるおもいでいます。

私個人の問題から言えば、犬を飼ったことにより生きているという実感がとても大きくなったような気がしますし、そばに生き物がいて話を聞いてくれるだけでどんなに温かな気持ちになれるか計り知れないものがあります。

下の犬が3歳の時に、重症筋無力症だとわかるまで MRI の検査をし、筋電図の検査ができる遠い動物病院にも行きました。

それから3年、見つけるのが早かったので、薬でよくなり、今も薬は飲んでいますが元気に過ごしています。

犬を飼ったことのある人は犬は家族であり、終生面倒を見るものだと思っている方が多いと思います。

しかし、犬もそれぞれに個性を持っているので、人間の思い通りには行きませんから育てるのは大変です。

我が家でも後から飼った犬が散歩中によその犬や人に吠えかかって大変だったので、犬の教室に行ったり、本を読んだりと大変でしたが、性格は残っていますが、現在は困るようなことはなくなっています。

噛んで困る犬もいるようですが、子犬の時に口の中に手を入れて噛むと苦しいということを覚えさせたので、今まで一度も人も犬も噛んだことはありません。

そして、そのような経験から、私も犬に教えられて少しは成長できた部分もあるのではないかと自負しています。

繁殖業者ばかりでなく、犬を飼うという行為をしっかりと考えなければならないと思った事件でした。

そして、繁殖業者の管理を厳しく見るのも行政の仕事なのではないかと思いました。

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