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栃木県の犬の大量遺棄事件で生き残った犬の飼育希望者が相次いでいるという

栃木県の犬の大量遺棄事件の犯人は逮捕され、その時に弱って生きて保護された犬が8匹いるが、その犬を引き取りたいという問い合わせが県内外から40件ほどあることがわかったようです。

それらの犬はかなり衰弱していたようですが、保護された後に手当てを受け食餌を食べて元気になっているということです。

元気になった犬たちに新しい飼い主ができて、幸せに生きられると思うとあたたかな気持ちになりました。

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捨てられた犬を飼うということ

捨てられた犬を飼いたいという問い合わせをした方は、犬との付き合いが長く、犬が大好きで犬を扱うことになれている方だろうと想像しています。

犬は敏感に人の気持ちを読みますから、本当の愛情がなかったら、犬を飼ううことができないだろうと思うのは、わたしが犬を育てて知ったことです。

犬は人間の言葉を理解していると思っていますが、それ以上に心を読むことに長けていると思っています。

そんなことから綺麗事では犬を飼うことはできないし、犬もなついではくれないことでしょう。

知人が、処分のために連れて行かれる犬を譲り受けた

我が家によく来る人ですが、とっても犬好きの方がいます。

その方は一人っ子で、子供の頃に叱られたり、悲しいことがあると、犬のところに行き犬と体を寄せ合って泣いたということで、犬とともに育ったと言っていました。

物心付いた時から犬との生活をしているので、犬の気持ちも扱いもとっても分かる人で、今までに何度も犬を飼った経験があるようです。

あるとき、迷い犬か野良犬になってしまった雑種の犬が保護され連れて行かれるところを見てしまったようで、かわいそうでその犬を引き取ったということでした。

家の中では小型犬を買っていましたし、慣れていない、性格もわからない中型犬を家には入れられないので外で飼うことにしたそうです。

しかし、虐げられた犬は人間嫌いになっているようで、側に寄って来るまでに数ヶ月以上もかかったということです。

慣れてきた頃に玄関内に入れて飼うようになったようですが、室内犬がいてその犬がどんなに小さな犬でもそれは先住犬になるわけです。

餌を同じようにあげても先住犬が食べ終わらないうちは絶対に食べないといいます。

どんなに食べても良いと言っても食べなかったということを聞いて、私は涙が溢れそうになりました。

そんな話を聞いた後に、我が家も2匹目の犬を飼いましたが、餌を食べないというほどではありませんが、やはり先住犬は立てているようです。

我が家の犬は、先住犬はとっても社交的でしたが、後から来た犬は犬とも人間とも上手に付き合うことのできない犬でした。

同じように可愛がっているつもりでも、なんとなくしっくり行かないところがありましたが、重症筋無力症になったときは体がかなりきつかったようで、普通は抱っこを長くしているよるな性格ではありませんでしたが、抱っこしたい気持ちが強くなりました。

病気が分かり、よくなるまでは抱っこの時間が長かったのですが、その間にかなり穏やかになり扱いやすくなりましたが、それでも先に来た犬とは違うので、性格が全く変わるということはなくとも、病気を治してもらったと言っているのがわかるような素振りをするようになりました。

犬は人の恩はかなりわかっているというのが今までの経験からわたしが学んだことです。

今回捨てられた犬も、引き取ってくれた方の気持ちはわかってくれると思っています。

犬は人間以上に人の心を読みますので、犬と愛情を持って暮らした人は、私たちのように犬のいない生活など考えられなくなってしまう方が多いようです。


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