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母の介護

老人性うつ病の母は家族の中で孤独感を募らせた

2013年10月28日

老人性うつ病と診断された母は抗鬱剤によってかなりうつ症状は改善されていきました。

しかし、人が変わったようになってしまった母を家族は受け入れるのが難しかったようです。

はっきり言って老人性うつ病の母に対する対処法の知識が家族の誰にもありませんでした。

指導者の立場である、地役包括センターやケアマネージャーさんがそのような教育を担っていてくれたらと何度思ったかもしれませんし、お願いもしましたが、聞き入れてもらえませんでした。

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老人性うつ病の母に対する不適切な接し方が母を孤独にし病状を悪化させた

同居家族はあまりやさしくしたり、助けてあげると自分でできなくなるから、なんでも自分でするようになるべく手を出さないという方針で呼んでも皆が知らんぷりをしました。

その方法はその後4年過ぎた今にも通じていて、母は孤立することになりましたが、気が強いのかトイレは自分んで行き、夜はポータブルトイレがベッドのわきに置いてあるのでそこに自力でしているようです。

トイレが分からなくなってしまっても呼んでも誰も行かないようなので、その辺にしてしまうとは言っていました。

私がショートステイに行っている時に聞きましたら、施設では連れて行ってくれているようで、粗相はしたことがないと言っていました。

自立という観点から見れば、介護法としては間違っていないのかもしれませんが、施設に行っても誰彼かまわずつかんで放さなくなってっしまうのと、トイレがひっきりなしで常時一人付いていなければならず、夜も添い寝をしなければならない状態で、最高に介護が大変だと言われました。

母は8人兄弟の長女に生まれ、7人兄弟の長男のところに嫁いだので苦労はしても、老人性うつ病になるまで、孤立感や孤独感を味わったことのない人です。

私が一人ぼっちでいる母を病院の日などに迎えに行くと喜んで子供のように声をあげて泣きました。

そんなことが何度も何度もありましたが、自分の対処法が正しいと思っていて忙しいが口癖の義妹には何も言えませんでした。

弟も、子供たちも義妹には何も言えないようでしたので、私は母の愚痴を聞かされるのが嫌で仕方がなく、また看てもらっていると言う事から一言も言う事が出来ませんでした。

トイレはひっきりなしですし、一人が寂しいといつも誰かを呼んでいますし、人の手をつかむと放さないのですから介護はとても大変になっています。

しかしそのようになっても粗相をしない母は、もう少しやさしい言葉が多く、孤立しなかったならこんなに大変にはならなかったのではないかと思ったりしますが、これもたまに常時面倒を看ていない娘の言い分かもしれません。

しかし、母の中では自分の家は特別の場所で、安心できる場所でもあるようです。

ショートステイに行って見ていたときも「家の人が心配して探しているから帰らなければ。」と何度も何度も言っていました。

私の家に来ても、夕方になれば、家に帰りたいと言い出します。

もっと早い時期にわたしが引き取ろうと思って家に泊めたこともありますが、家に帰りたいと言われ続けて無理だと言う事を思わされました。

住み慣れた家で安らかな最期を送らせてあげることはとても良いことだと思いますが、そこで誰が面倒を看るかを考えたときにとても難しい問題を抱えています。

私が実家に行けば、私の家に一緒に行きたいというし、私の家に来れば家に帰りたいと言う母には安心していられる場所はないようです。

母は病気になるまでは、無駄口も利かず家の中が円満になるように気を使っていたので、とても居心地の良い場所だったのですが、母の自制心がなくなってからは誰も話を聞いてくれる人もいない寂しい家になったようです。

とても悲しいことですが、それが現実で、このような問題は現在の老人たちの多くが味わっていることではないかと思っています。

私は義妹を責める気持ちはありません。私も夫の親の面倒を看るのは嫌だと思うからです。

お嫁さんが義理の親の面倒を看る時代は終わっていると思いますので、そのような考えの上に立って今後の介護制度を考えていかなければならないと思っています。

老人性うつ病や認知症になった老人医療の家族教育や選択肢が増えれば、これほど大変な介護老人は減らすことができるのではないかと思うとともに、一人暮らしよりも家族の中で孤立し寂しい思いをしている老人がいることも視野に入れてほしいと思って止みません。

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