アレルギー性接触皮膚炎の原因になる プリムラ・オブコニカ
アレルギー性接触皮膚炎とは皮膚に接触した物質の刺激、あるいはアレルギーによって生じる皮膚炎で、私が子供のころからよく知っているものには漆があり、触らなくともかぶれたという話を聞いたことがあります。
誰でも漆で皮膚炎が起こるわけではないので、漆はアレルギー性接触皮膚炎の代表的なものなのでしょう
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アレルギー性接触皮膚炎、漆やサクラソウ(プリムラ オブコニカ)に気を付ける
アレルギー性接触皮膚炎はアレルギーが関係していますが、接触皮膚炎には、一次刺激性接触皮膚炎もあり、一次刺激性接触皮膚炎は、原因とされる物のもつ皮膚に対する毒性の強さにより起こるもので誰にでも起こりうるもののようです
次に一次刺激性接触皮膚炎とアレルギー性接触皮膚炎について触れておこうと思います。
一次刺激性接触皮膚炎
一次刺激性接触皮膚炎は、原因とされる物のもつ皮膚に対する毒性の強さや、接触している時間の長さに応じて、皮膚の角質のバリア機能が破壊されて起こる湿疹です。
毒性の強さによるものなので、アレルギー体質でない人でも、症状が出る可能性があります。
毒性の強い刺激物や毒性が弱い刺激物でも、長時間触れることでおこるので、気をつけなければなりません。
表題のアレルギー性接触皮膚炎
アレルギー性接触皮膚炎として、子供のころからその症状をよくしっているものに漆があります。
ウルシオール(漆に含まれる)のアレルギー体質の方がなるようで、私は叔母が見られないほどに腫れて、熱を持ち寝ていたことを見ています。
私は体質的に大丈夫なのですが、妹も山に行くとどこかで触ってしまうらしく、漆による湿疹が出ていたのを見ています。
また、可憐な花なので良く植えている方がいる西洋サクラソウ(プリムラ・オブコニカ)でかぶれる方が多いようですが、チュウカザクラやオトメザクラなどでも起こすことがあるようです。
私は日本サクラソウでは聞いたことがありません。
漆は良く知られていましたが、プリムラ・オブコニカは西洋サクラソウの名で呼ばれているように、とても可憐な花で知らないままに育てて枯葉や枯れた花摘みなどを何気なくしていて、湿疹との因果関係を知らないままに手に湿疹が出て、皮膚科で原因が分からないと言う事もあるようです。
かなり前ですが、私の友人が手にかなりひどい湿疹がでて、皮膚科で見ていただいたところサクラソウ皮膚炎であったことがわかりました。
プリミンという成分が手に付くことにより起こったもので、サクラソウを処分し、治療したことで治りましたが、かなりひどい症状でした。
間違って顔についてしまうと色素がのこってしまう事もあるようですので、早めの受診が必要なようです。
漆によるものとサクラソウによる湿疹は見ていますが、かなり重傷になるので、気が付いたら早めの受診が必要なようです。
その他、銀杏やマンゴーなども良く知られていますが、我が家でも植えているカクレミノや野山で見かけるなどアレルゲンは多数あるようです。
金属(シルバー、ニッケル、クロムなど)などでかぶれる方も多いようで、イヤリングやネックレスなどに気を配っている方も多いようですし、歯科の治療も気を付けなければならないようです。
石鹸やシャンプー、リンス、洗剤などの日常使用するものでアレルギーを起こしている方も多く、女性では洗剤の使用でのアレルギーで困っている方が、私の身近にも数人います。
パラフェニレンジアミン(ヘアカラーリング剤に含まれる)のアレルギーのかたは白髪染めが出来ないようです。
また、絆創膏やテーピングなど治療に使われるものでの皮膚炎もかなり聞きます。
その他衣類でアレルギー湿疹が出る方もいますが、妹は衣類にかなり使われているポリエステルの入っているもので湿疹が出てしまうようで、洋服の購入に気を使っています。
気が付かないで、着てしまうとすぐに湿疹が出てしまうようですが、これは最近におきた症状でそれまでは平気だったようです。ある時を境に起きることがあるので、誰にでも可能性はあるようです。
治療はしたのですが、いつの間にか治っていたようですので、様々な要因で起きて、治ることもあるようです。
清潔で文化的な生活になってから、増えた病気も多いようで、現在はアレルギーに苦しんでいる方が多くなっているようです。
それまでいない症状が出たら、まずは皮膚科を受診した方が良いようです。