著作者: flow-to-graff
夫の頚椎症は日ごとにひどくなり、肩の凝りとひどい手のしびれ、そしてしびれは足にまで及んできているようです。
特に暑い夏の間はすることもないので家の中でイライラ感ばかり募らせていましたが、秋になりやっと外にも出られるようになって少し体調の悪さはまぎれる時間があるようになってきましたが、症状が良くなるわけでもないので大変なようです。
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頚椎症脊髄症の専門医の診察の結果は思っていたように手術が必要と言われた
近隣の整形外科にかかっていたのですが、医者によっては「首の牽引をした方が良い」「また余りしない方が良い」「手術をした方が良い」などという違った対応に困り果てて、頸椎脊髄の専門の病院に診察をお願いしましたが、2ヶ月待ちとのことで、すべもなく待っていた診察日が10月9日(昨日)でした。
かなり遠い所でしたが、まだ運転ができる状態の夫の車で高速道路を使って1時間半もかかるところにある病院に向かいました。
その日が来ると私のことではないのに、なんとなく緊張感があります。
午後3時の予約になっていましたが早めに家を出ので、1時間前くらいには病院に着きました。
すべて予約制でその日の午後は院長先生と他のお医者さんの2人だけが診察に当たっていましたが、待合室にはたくさんの患者が待っていました。
診察時間が来て診察室に入り問診とちょっとした検査の後にレントゲンを撮ることになりましたが、「このくらいの状態で来られたので良くなります。」という先生の言葉に安心しました。
手術をする覚悟で来ていましたのでレントゲンが終わり、もう一度診察室に呼ばれたときはいつ手術になるのだろうかと考えていました。
レントゲンの結果は首の異常はあるのはわかっていましたが、腰にも異常が出ていると言う事ですが、首の手術をするため、次は MRI の検査の予約を取るのですが、その検査が、来年の1月8日まで空きがなく、その日に手術の日を決めましょうと言う事でした。
混んでいることはわかってはいたのですが、これにはさすがにびっくりしました。
「頚椎症性脊髄症」と「腰部脊柱管狭窄症」があるが、まずは頸椎の手術が先と言う事でで、腰の方はその後に考えなければならないのでしょうか。
「いつごろ手術できますが。」と聞いたところ「現在の手術の予約が3月まで入っているので、6月位でしょう。」と言う事でまたまたびっくりしてしまいました。
あと8ヶ月は待たなければならないことになりますが仕方がありません。
そのくらい手術の予約があると言う事は手術の技術の豊富さだと思えば逆に安心につながりました。
また症状などから考えると頚椎症性脊髄症の場合、手術以外の治療法はないようでしたので、手術を覚悟しての診察でしたし、すべての治療をお願いできると思える先生だったので今までの心配が吹き飛ぶようでした。
首の牽引はしてはいけないが自分で動かすのは良いこと、手術までは手が使いにくくてもきちんと箸を使う事や歩いた方が良いことなどを教えていただき、温泉や鍼灸も治りはしないけれど気休めに行っても良いことなどこちらの質問に丁寧にに答えてくださいました。
あと8か月待つことは不安も大きなことですが、わけが分からず待っていたのと違って、趣味の山野草の手入れなどもした方が良いのだと思えて気長に待つことが出来そうです。
夫はあっという間に進んだ症状がどのくらい悪くなるのか心配なようですが、自分自身で手術前のリハビリのつもりで手足を動かしていることが大切だと思っただけでも安心感にはつながったようです。
名医とは心に寄り添ってくれて心も癒してくれるのだとつくづく思いました。
そしてこの先生だったら、すべてをお願いできるという思いがしました。
何の病気も半分は心ですから、それを癒していただき、今迄の心配が少し軽くなって夜の高速道路を走って帰ってきました。
隣に座っていても運転する夫からのそんな気持ちも伝わってくるようでした。