ドクダミは「十薬」と言い昔から民間薬として使われていたようです。
独特の匂いは、デカノイルアセトアルデヒドという精油成分の匂で、この成分は強い抗菌作用がある事から湿疹、かぶれ、水虫には、生葉をすり潰したものを貼り付けて使うとよい様です。
また、体内の水分を正常に保ち、利尿作用、快便作用、皮膚表面の汗腺の調節に効果があり、自律神経をコントロールする作用もあるようです。
そのように昔から使われてきたドクダミですが、薬として使うのは素人には難しいですが、冷蔵庫、生ごみの臭い消しとして簡単に使うことができます。
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ドクダミで冷蔵庫や生ゴミの臭い消し
昔から生薬として使われたドクダミですが、冷蔵庫、生ごみの臭い消しとして使うことができるのですから嬉しいですね。
知人の家を訪ねたら、居間に小さな一輪挿しにドクダミが飾ってあり、とても清楚な感じだと思っていましたら、トイレにも飾ってあって空気がさわやかな感じがしました。
ドクダミは開花期の地上部を乾燥させたものは生薬名十薬（じゅうやく、重薬とも書く）とされ、日本薬局方にも収録されています。
乾燥させることによりデカノイルアセトアルデヒドの精油成分は消えてしまうので、臭気はほとんど無くなるようです。
私は子供のころに、千振、ゲンノショウコなどとともに薬効は聞いていましたが、使った記憶はありません。
先にあげたような症状が出たときも、ほとんどが西洋医学の飲み薬、付け薬を付けてもらった記憶しか残っていません。
そして、その効用ゆえに現在はドクダミ茶をはじめ、化粧品などさまざまなものに利用されているようです。
そのようなドクダミは繁殖力が強いので植えなくとも自然に生えてきます。
繁殖力の強いドクダミを庭にはびこらすと大変なので、我が家はプランター植えにしてちぎってきては生ごみや冷蔵庫の匂い消しに使っています。
デカノイルアセトアルデヒドという精油成分の強い匂いが消えるころには、効果もなくなるので２日おきくらいに出す生ごみに入れるにはとても便利です。
冷蔵庫も入れ替えるのは面倒ですが、洗ってまめに入れ替えれば、かなり効果があります。
民間薬として、使うのは少しためらいのある方でも、この利用方法はとても経済的で便利です。
私はあの匂いは苦手ですが、ドクダミの花は大好きです。
わが家にはきれいな斑入りのドクダミのほか、八重咲きのドクダミもあります。
ドクダミは強いにおいがありますが触れなければ臭いませんので、小さな花瓶に飾っておいてもとても素敵です。
