
著作者:ai3310X
先日は母が一ヶ月に一度通院している病院に連れて行きました。
私が住んでいる近くの大学病院で、早朝20数キロの母の家に迎えに行き、我が家で一日遊んで送っていくというような日課になっています。
大学病院は患者が多くもっと重い患者もたくさんいる上に、完全予約制で、新患で見てもらうにはかなり待たなければならない状態なので、外の病院に転移してほしいような様子なのだが、私も車いすを使う母をあちこち連れまわすのが大変なので、お願いして診てもらっています。
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ぎんさんの娘の長寿の秘訣、刺激のある日々は認知症を予防
鬱の症状と認知症の症状が一緒に出て、最初は抗鬱剤の治療だけだったが、良くならないので「アリセプト」を併用して3年くらいになります。
体力は日増しに弱っていくのがわかり、認知症の症状も進んでいるが、「アリセプト」のおかげで下向が緩いような気がしています。
しかし老いてから鬱や認知症になった場合、環境がよほどよくないと良くくなることはないと思います。
最近、ぎんさんのお子さんで九十歳以上になる娘さん四人がテレビに出ていたのを見て思ったことだが、姉妹で毎日おしゃべりをする効果について驚いたとともに、あのような環境が母にあればという、思いを新たにしました。
おしゃべりをしている脳を調べたら、とても活発に働いていると言う事でした。
今後の老人介護の在り方を示唆しているのではないかと思ったのは私ばかりでないと思います。
鬱や認知症になった時に、周囲から疎まれてしまう現在の老人は寂しすぎます。
鬱や認知症になる前に、一人ぼっちにならないですむようなケアが今後の課題だと思っています。
母もこの先どのようになっていくのか未知数であるが、人生の最後くらい幸せでほしいと思うのは、かなわぬ夢のような気がしています。
母は昔、孫やひ孫にとても好かれていたので、出かけるとお土産をたくさん買うのが楽しみでした。
そんな思いがよぎったのか、我が家から帰る間際にお土産を持たないでは帰れないと言い出しました。
私が適当に家にあるものを袋に入れて持たせたら喜んで帰って行きました。
こんな日がいつまで続くのだろうと、この頃思うようになっています。