精神科医である斉藤 学氏はアルコール依存、児童虐待、過食症などに取り組み、精神医としての目からそれらの病気が家族依存から生まれるとしています。 アルコール依存症を父親に持った娘はかなり高い割合でアルコール依存症の夫を選んでいるといいます。 自分の回りの不器用そうで自分の助けがないと生きられないような男を選んで20年ほど過ぎるとアルコール依存症になっていたというのです。 それを斉藤 学氏は「人は同じ人間関係を繰り返す。それがどんなに過酷なものであっても繰り返すのは不思議なことのようであるが、それなりの必然性 ...