私は家族性高コレステロールなので、やせ形で食事もコレステロールが高くなるような食事をとっていないのだが、若いころからコレステロール値が高い方です。
父は50歳の時に脳梗塞になり、命はとりとめてある程度回復して趣味を楽しみましたが、何度か発作を繰り返しましたが、80歳まで永らえました。
父の7人兄弟弟妹のうち4人は脳梗塞になっていますので、家族性高コレステロールであることには疑う余地がありません。
父の兄弟弟妹は皆やせ形ですので、よく言われる肥満とは関係がなく体重を落とせばよいという問題ではないところが難しいところです。
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家族性高コレステロールの私は認知症の予備軍
かなり前から、コレステロール値は要指導の圏内であった私が、要精検の通知を受け取り治療に取り組むことになりました。
私は太ってもいませんし、中性脂肪は現在も高くはないのですが、LDLコレステロールが基準値よりかなり超え、空腹時血糖値も基準値の範囲内ではあるものの要指導の範囲になっていますし、Hba1c が 5.8(NGSP)と高めなので問題が多いようです。
毎日30分以上は歩いていますし、高カロリーの食事もしていないので、主治医も生活の見直しで治すことが出来ないのがつらいところのようです。
そして一番怖いのが、脳梗塞はもちろんのこと脳の血管が細くなるために起こりやすい認知症のリスクが高いという事です。
私は生活をコントロールすることで、簡単には下がらないだろう高コレステロールのようですし、血糖値が高めのようですので、食事を減らさないで、運動と薬を使った治療法が良いと代謝の先生に指導を受けました。
代謝が専門の先生なので、5日分の食事、おやつその他食べたものを写真に写してくるように言われ栄養士が調べた結果和食なので塩分は多すぎるようだがとの指導の元での診断でした。
肥満でもなく、骨密度がかなり低く、効果のあるテリボン注射も副作用が強くてできない私はたんぱく質も減らすことが出来ないことが大きなリスクにつながるようです。
今は一番弱いクレストール(2.5)を使っていますが、今後は血液サラサラの薬も飲んで、認知症の予防をした方が良いとの話に、かなりショックを受けました。
1昨年老人性うつ病で認知症の母を見送って認知症の大変さを知っている私は認知症にだけはなりたくないと思っていましたし、あまりわが身に置き換えて考えることもなかったのですが、わが身に降りかかりかねないことを先生から指摘されてかなりショックを受けました。
コレステロール値の見方と考え方
私は総コレステロール値は基準値の 140~199mg/dL よりもほんの少し高い 200㎎ ですが、悪玉コレステロール値が 151mg と高めです。
善玉コレステロール値が低いことになり、あまり良い数値ではありません。
そのうえ、HbA1c(グリコヘモグロビン)も高めなので糖尿病の予備軍であること、赤血球数が多めであること、血圧が高めであることなど、血液の流れを悪くするリスクが多すぎることが、大きなリスクにつながっていて治療が必要であり気を付けなければならない要因になっているようです。
このくらいの数値であれば、運動と食事で数値を下げることが簡単のようですが、私の場合食事の量は減らせないので運動で数値を下げることになるのでしょうが、ある程度の運動もしているので難しいようです。
1歳数か月違いの妹はかなり運動をしていて、やせ過ぎですが血液サラサラの薬を飲んでいますが、これ以上できることがないという事から薬を飲み始めたようです。
私も昨年までは、要指導の項目が多く、要精検の項目がなかったので病院にも言っていませんでしたが、今回の検診で要精検になり、代謝の先生に見ていただいたことで、認知症の予備軍であること、治療をした方が良いことを知ることが出来て本当に良かったと思っています。
そして、認知症になり脳出血で亡くなった叔母も、認知症の要因が血液の流れが悪くなったことと関係しているとしたら、私にとっても他人事ではない気がしました。