梅と氷砂糖を交互に入れたところ
今年も梅が出回る時期になり、わが家は恒例の梅ジュースをつくるために、南高梅6キロと氷砂糖6キロを購入してきました。
昨年は梅のヘタを取ったのですが、今年は時間がなかったので、洗って乾かしただけで漬け込むことにしました。
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恒例となっている梅ジュースを作る
我が家は梅ジュースは数十年作っていますが、失敗したという記憶はありません。
作り方はその間にいろいろと変わってきて、ほとんど手間をかけない作り方になっています。
今日も少しネット検索をしてみましたが、梅ジュースの作り方は梅専門店を始め、一般家庭まで本当に様々な作り方があるのに驚きました。
私も作り始めたころは梅を洗いヘタを取り、1個、1個竹串をさして梅に穴をあけて作りました。
もうあまりにも時間が過ぎているので、そのころの味と今の味がどのように違っているのかも忘れてしまいました。
そしてその後はいつの間にか梅のヘタだけをとって青梅で梅1キロと氷砂糖1キロで作るようになりました。
甘すぎる感じはしますが、砂糖が多い方が失敗は少ないようですし、普通の砂糖よりは氷砂糖の方が間違いがないようです。
そのころは小さかった子供のために作るという意味が多かったので、梅と氷砂糖だけでしばらく作っていました。
お腹の調子が悪くなった子供に少しの原液を飲ませるだけでおなかの調子が良くなったこともありますが、ほとんどは水で割って氷を入れて飲ませていました。
子供が成長して家を出た後は、香りを楽しむためにブランデーを少し入れたこともありますが、ほとんどは梅1キロと氷砂糖1キロで上の写真のように交互に入れます。
氷砂糖が自然に溶けて、梅が浮き上がるまでは瓶を振らないでそっとしておき、梅が浮いてきたころから梅がしぼむころまで振って撹拌しました。
梅は2カ月くらいで取り出していましたが、忙しかった時は、次の年まで置いておくこともありました。
梅は取り出しておきましたがその年にできたものと残って1年置いたものができるようになり、飲み比べてみると1年置いたものの方がおいしく感じたものです。
発酵が強く濁らないようにするのは、空気が入らない状態を保つことではないかと思っています。
失敗したという話を聞きますが、私は失敗したことがないので、実感としてわかりませんが、白砂糖がたくさんあって白砂糖を使った時はあまりおいしくなかったことは覚えています。
少し黄色く熟し始めた梅を使った時に、香りが良いようですが、あまり熟した梅よりは青梅の方が良いようです。
かなり多く漬け込むので、時間がないときはヘタもとりませんが、梅を取り出すときに細かな網で濾して他の壜に入れるので、あまり問題がないと思っています。
夏に梅を取りだし、1年置いたものの方がおいしいと感じたときから、次の年に持越しその年のものができる前から飲んでいます。
今年は梅3キロと氷砂糖3キロ、酢100ccを入れたものと、梅3キロ、氷砂糖3キロにウイスキーを少量入れたものを作ってみました。
今年は暑い日がありましたので、暑さ負けをしないように、去年つくった梅ジュースを飲んでいます。
梅ジュースは我が家の夏の健康を支えてくれる大切な飲み物になっています。
梅と氷砂糖を交互に入れ1週間後(6月15日) シロップが上がってきた
梅と氷砂糖を交互に入れ20日後(6月28日) 右は少しウイスキー入れたもの、左はは酢100cc入れたもの
このくらいになるとほとんど振らなくても良い。
6月13日青梅をいただいて作ったもの(6月28日撮影) 青梅はすぐにしぼんできたためあまり振らずに出来上がった。
青梅のほうが梅のエキスは多く出るようで種だけになることが多く、失敗も少ないのかもしれません。