『風の歌を聴け』は村上春樹の長編第一作であり、群像新人賞を受賞しています。 1979年に発行されたことから40年近く過ぎて読みことになりました。後で書かれたものから読んできてやはりデビュー作を読んでみようという思いになりました。 それまではかなり分厚い長編小説を読んできたので、あっけないくらい短い時間で読み終えました。 デビュー作とはいえ、思っていた以上に素晴らしい作品でした。何気ない日々を書いていながら、人間のどうしようもない寂しさや不完全さが伝わってきます。 スポンサーリンク 『風の歌を聞け』のあらす ...