著者のカズオ・イシグロは、長崎県出身ですが、父の仕事イギリスに幼少期に渡り、イギリスで成長し現在はイギリス国籍を持った作家であり、『日の名残り』は英語圏最高の文学賞とされるブッカー賞を35歳の若さで受賞し、2017年にノーベル文学賞を受賞しました。 日本語は両親が話していたのでわかるということですが、英語での生活だったために話すことはあまりできないということです。イギリス国籍を持っていることについては日本では2重国籍が許されないので、イギリス国籍を持っていると言うことです。 私は翻訳でイシグロ作品を初めて ...