テリボン注射は副作用が強く続けることができなかったので、1カ月に1度飲むというリカルボン錠50㎎を飲むことにより骨粗鬆症の治療を続けることにしました。
テリボン注射ほど骨密度を上げる効果はないということでしたが、飲み続けることができるような状態の副作用でしたので仕方がありません。
毎日適度な運動と骨密度を上げるのに必要な栄養を取ることを心がけることにより、将来寝たきりになる可能性のある骨折を防ぐために根気よく治療をしなければということを整形外科の先生と話し合いました。
私の場合は若いころに子宮と卵巣を片方切除していましたので、骨密度が低くなりやすかったので、特に努力が必要なのでしょう。
しかしあきらめることなく、少しでも骨密度を上げるような治療薬を処方していただき、運動と栄養面は自分で気をつけることにするほかありません。
月に1度薬を処方していただき、ほとんど目に見えない形の治療を行って、6か月後に大腿骨と腰椎の骨密度と骨のレントゲンを撮りました。
スポンサーリンク
リカルボン錠50㎎を6カ月飲み続けた結果大腿骨の骨密度は9%上がっていた
私の骨密度は、治療を始める前はかなり悪い状態で、下記のようなものでした。
- 腰椎の骨密度:若い人と比較した値は52%で、同年代と比較した値は71%でした。
- 大腿骨の骨密度:若い人と比較した値は54%で、同年代と比較した値は74%でした。
かなりひどい値で治療をしなければならない状態です。
下記が治療を初めて6か月後の骨密度の値です。
- 腰椎の骨密度:若い人と比較した値は55%で、同年代と比較した値は74%になりました。
- 大腿骨の骨密度:若い人と比較した値は63%で、同年代と比較した値は88%になりました。
腰椎の骨密度はわずかですが、大腿骨の骨密度はかなり上がっています。
その間、毎日30分くらいは速足で歩きましたが、腰痛があったために腰椎の運動をしなかったことが腰椎の骨密度が上がらなかったことと関係があるのかと思い、今後に期待したいと思います。
現在は腰痛も少し収まってきましたので、ヨガポールで腰の筋肉の運動も心がけるようにしましたら、腰痛もかなり良くなってきましたので、筋肉をつけることで骨密度を上げたいと思っています。
先生からは、健康食品に頼らず食事で栄養を取るようにと言われていますが、骨のすべりを良くしたいとの思いで、グルコサミン
を飲んでいます。
骨密度は体の部位によってかなり差があるようで、腕においては利き腕が骨密度が高くなるようですので、体を動かすことが最良の治療となります。
カルシウムの多い食品を食べることが大切になりますので、下記のようなカルシウムを多く含んだ食品を毎日摂るように心がけています。
- 乳製品:スキンミルク、牛乳、プロセスチーズ、ヨーグルト、アイスクリームなど
- 魚介類:ワカサギ、イワシ丸干し、素干しサクラエビ、シジミ、シラス干しなど
- 大豆製品:生揚げ、木綿豆腐、納豆、凍り豆腐など
- 野菜・海藻類:小松菜、チンゲンサイ、白いりゴマ、干しワカメ、乾燥ひじき、かんてん、切り干し大根、焼きのりなど
紫外線は良くないと言われていますが、紫外線が皮下脂肪に当たって形成するビタミンDは骨を強くするだけでなく体の免疫・抵抗力を増すなどプラスの面が多いので、夏なら木陰で30分、冬なら手や顔に1時間ほど日光を浴びることが良いということです。
余分な紫外線は害がありますが、紫外線をすべてカットするのも良くないので毎日少量の紫外線を浴びるように工夫したいものです。
私は30分間の散歩は夏は早朝、冬は暖かい時間帯にしていますが、帽子などを被らないで歩いています。
病気のために若いころから骨密度が低く、何度か治療をしましたが、低下し続けていた骨密度が薬と栄養、散歩、運動を続けたおかげで上昇に転じたのはうれしいことでした。
運動と食事はそれまでも気を付けていたのですが、薬が私にあったのだと思います。
テリボン注射と違ってリカルボン錠50㎎は飲み続けることができますので、歯の治療などに気をつけながら続けたいと思っています。
- 腰痛が悪化したので骨粗鬆症の再治療を考えて整形外科を受診
- 骨粗鬆症の治療最前線ー新しい薬で気長に改善
- 骨粗鬆症の治療薬 テリボン注射は私には副作用が強く諦めざるを得なかった
- 骨粗鬆症治療薬テリボン注射を止めて、リカルボン錠50㎎を6カ月飲み続けた結果骨密度が上昇
- 骨粗鬆症治療薬プラリア注射とデノタスチュアブル配合錠の治療