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広告 腰・背中・脚の痛み、骨粗鬆症

骨粗鬆症の治療薬 テリボン注射は私には副作用が強く諦めざるを得なかった

著作者:jonathan.leung

骨粗鬆症の治療を始めるにあたって、症状とどんな治療法が効果があるのかを決めるために、DXA法(二重X線吸収法)で骨密度検査、腰と背骨のレントゲン検査、血液検査、尿検査をしました。

その結果かなり骨密度が低いことがわかり、食事療法やホルモンの薬などでは改善が見込めないことがわかりました。

数年前にビスホスホネート製剤の飲み薬を使ったことがありますが、骨密度はあがりませんでした。

その当時はあまり歯科治療との関係を取り上げているところが少なかったのですが、治療中の歯の治りが悪かったこと、薬による副作用で気分が悪くなていたことからその当時診ていただいた医師に相談したところ治療中止になった経過があります。

そのような経過から、骨粗鬆症の治療薬 テリボン注射薬「テリパラチド酢酸塩(一般名)」は新しい骨が作られるのを促し治療効果が高いということでテリボン注射での治療を始めることになりました。

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骨粗鬆症の治療薬 テリボン注射は私には副作用が強く諦めざるを得なかった

私の骨密度は腰椎で若い人との比較で52%、同年齢と比較した値は71%ですのでかなり骨密度が低いと言えます。

また腰椎と背骨のレントゲンを見ても骨がスカスカだと言われましたし、腰痛を抱えていますが徐々に悪化していることから何らかの治療をしていただかなくてはならないので、テリボン注射での治療をお願いしました。

また十数年前に骨粗鬆症の治療薬として使われていたカルシトニンが、骨粗鬆症に伴う痛みを和らげる作用があるということでその注射も一緒にしていただくことになりました。

この注射は数年おいて2度ほど10回の注射をしていただいた経験がありますが筋肉注射なので少し痛いだけで副作用もなかった代わりに骨密度も上がりませんでしたが、腰痛を和らげる作用があるということがその後の調査で分かったということでした。

テリボンは週1回の注射で72回するようですので、かなりの根気が必要となりそうですが、体調が悪い時や用事がある時は休むことが出来るということでなので、その日はなるべく予定を入れないようにすれば治療が出来ると思いました。

注射は処置室でするということで、注射後に体調の変化があったら今日でも、翌日でも予約なしでも診察してくれると言っていただきテリボン注射記録手帳を持って処置室に行きました。

体が丈夫でない私は、今までに様々な体調不良を経験しているので、それほど副作用が出るということを考えずに気軽に処置室に行き血圧を測った後にお腹に皮下注射をしていただきました。

注射前の血圧は140台、注射後5分過ぎたときは100台に下がっていました。

そのためか、ちょっとふわったした感じになりましたが、我慢が出来ないほどではありませんでした。

30分程横になっていましたが、血圧は上がりませんが歩けないほどではなく、看護師さんが先生に連絡をしてくれ、近くの調剤薬局で吐き気止めの薬をいただいて夫の車で帰った来ました。

下痢、吐き気、頭痛、血圧低下の副作用に苦しんだ

テリボン注射により誰にでも起きることのない副作用ですが、私はいろいろな薬で吐き気や食欲不振、悪心などの副作用が起きていますので薬は苦手ですが飲まないわけにいかない時もあります。

今回もかなりひどかったにも関わらず、「喉元通れば熱さ忘れる」と諺があるようにある程度は忘れてしまいます。

吐き気止めなどの効用のある「ナウゼリン」を処方してくれたのですから、吐き気や食欲不振は起きるだろうと思いながらも血圧が下がったため、思考力も弱くなっていたのかあまり気にも留めていませんでした。

注射をしたのが10時少し前、薬局で薬をいただき少し遠い我が家に着くころには頭痛がひどくなり、その後お腹が痛くなってきました。

とても運がよく、家について洋服を着替えていたらトイレに行きたくなり、すごい下痢と吐き気、頭痛で苦しみながらも下痢が止まらず30分程トイレに座っていました。

吐き気も強くなっていましたが、いただいていた薬を飲むこともできず、そのままベッドに倒れこんでしまいました。

その日はとても寒い日でしたが、布団をかけるのがやっとで動くことさえできない状態になっていました。

お腹が痛いのははすぐに収まりましたが、頭痛と悪心がひどくこれでは病院にも行けないと思って寝ていました。

しばらくたってのぞき込んだ夫が顔が真っ青になっていたのにびっくりしたようで、血圧計をもってきて夕方まで血圧の記録をとってくれました。

血圧を測り始めたのは注射後4時間くらい過ぎた2時ころで、91-54、脈拍91で、その後89-44、脈拍76になり、少しずつ上がって5時くらいには101-57、脈拍69に戻った時に、吐き気止めと頭痛薬のSG顆粒を飲むことが出来、間もなく起きることが出来ました。

ふらふら感はあったものの夕食も少し食べることが出来、それまでの症状が嘘だったように改善しました。

そのころの血圧は普通よりはかなり低いものの103-62、脈拍64になっていて、その日は風呂はやめましたが普通と同じように11時ころに寝ました。

次の日も普通に起きましたが血圧は夜と同じくらいでしたが用事があったので、出かけて午後に戻ってきました。

血圧がいつも通りに戻ったのは2日後くらいでしたが、少しむかむか感はあったものの食欲はありその後は普通に戻りましたが、このような状態での治療が可能かどうか先生にお聞きしなければならないと思いました。

テリボン注射は私には副作用が強く先生の判断で諦めざるを得なかった

1週間後の診察の際に副作用の詳細を担当医に話したところ、私には副作用が強すぎてテリボン注射続けるけることは無理だと言われました。

効果のあるというテリボン注射が使えないと言われてがっかりしましたが、医者の判断にゆだねるほかはありません。

歯科治療に気を付けなければならないという「リカルボン」を1カ月に1度飲むことにしましたが、この薬はテリボンほどの効果はないものの効果はあるということでした。

効果が出るまでには時間が必要だと思いますが、腰が痛いのが治ってくれることを願って、治療に取り組もうと思っています。


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