水沢の南部鉄器は平安後期に、江刺郡豊田館(現在の奥州市江刺区)にいた藤原清衡が近江国(滋賀県)より鋳物師を招いて作り始めたが、南下して羽田(現在の奥州市水沢区羽田町)に伝わったと語り継がれています。 盛岡の鋳物は、慶長年間に盛岡藩主南部氏が盛岡城を築城した頃に始まったといわれていますがその後衰退しました。 最近ではそのような現状を打破するため、伝統的なデザイン以外にも柳宗理デザインの鉄器などが製作・販売されていて双方の区別が無くなり、南部鉄器鉄瓶. 南部鉄器は、1975年には伝統工芸品に指定されました。 ...