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広告 網膜剥離・眼瞼下垂・白内障手術

網膜剥離の手術による視力低下と複視、ゆがみ、飛蚊症―手術後40日

私のの場合は裂孔原性網膜剥離だったようでその裂穴から徐々に網膜がはがれていくというような比較的多く単純な網膜剥離だったようです。(最初に診察して紹介状を書いていただいた眼科医の先生に教えていただきました。)。

しかし、裂孔ができてからかなり時間がたってっていたため、黄斑付近まで剥離が進んでいたようです。

大学病院に紹介していただき、術前に唯一説明を受けたのは、「患部に凍傷を起こしてシリコンでふさぐという手術をします。いままでの経験で90%は成功しています。つかないときは再度手術になります。歪みは残ると思います。」という説明だけでした。

後で考えてみるとこの簡単な説明のゆがみの意味を、私は手術前に感じたゆがみだと思ったのですが、これは眼底手術による大きなゆがみだと気が付くほどの知識は持っていませんでした。

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網膜剥離の手術による視力低下と複視、ゆがみ、飛蚊症ー手術後40日過ぎて

網膜剥離に対して何の知識も持っていなかった私は、歪みは残ってもその時点で裸眼0.3(矯正1.2)の視力は残るものだとばかり思っていましたが、手術後の経過はそのように甘いものではありませんでした。

9日間入院して、退院の日を迎えても靄の中にいるようで、視力の弱い左目よりもかなり見えにくくなっていて、効き目が見えなくなったためと、両眼のバランスが崩れたことで、すべてのものがゆがんで歩くことさえ困難な状態で退院しました。

家に帰って、網膜剥離のことを調べようと思っても、パソコンの文字は左右の眼のバランスが悪くほとんど見えない状態でした。

バランスが悪くなったことのひとつには手術をした右目がかなり近視になっていて物が小さく見えたことが関係していたのではないかと後で気が付きました。

やっとバランスを保てる状態で歩けるようになった時、右目の前にかかっている靄のようなものが飛蚊症であること、それが動いて左目もふさいでしまうので見えにくくなっていることなどが分かってきました。

靄の中にいる様なのですが、その時によってかなり小さなものも見えたりするのが不思議です。

このことから近視もかなり進んでいるのかとも思いましたが、手術後の網膜の状態でものが小さく見えるということもあるようでした。

また乱視もかなり進んでいるようです。

手術前は、家の中では裸眼で過ごすことが多く、乱視があるためにパソコンを使うときははメガネをかけましたが、新聞も雑誌も裸眼で普通に読める状態でした。

それが退院した時は深い靄の中にいるような感じで手元も見えませんし、鏡を見ても自分の顔がかすんでいる状態です。

どのような手術をしたのかさえはっきりわからない状態で、パソコンがどのようにしたら見えるかを、手持ちのメガネで試してみたところ、パソコン用のメガネは全然見えず、一番見えやすいのは家の中では遠すぎた遠近両用のメガネが見えることに気が付きましたが、小さな文字はとても疲れます。

パソコンの表示を200%にすると眩しさはあるものの見えることに気が付き、連日網膜剥離について書いてあるところを片端から読み漁りました。

そんな日々の中から私が受けた手術は「強膜バックリングによる網膜復位術」であり、そのほかには「硝子体手術による網膜復位術」があること、そして視力は人によって差があり、かなり落ちる人がおり、乱視、複視、歪みなどが起こることがわかってきました。

すぐに合わなくなってしまうのを覚悟で見え方の不自由さをなんとかしようと眼鏡をつくる

現在の私は家の中での視力の変化が生活するうえで最大の悩みだったために、すぐに合わなくなってしまうメガネでも作ろうと思い1ヶ月後にメガネ屋さんに行きました。

中近両用のメガネを作り、どのくらい生活が楽になるのだろうかとできるまでの1週間を心待ちにしていましたが、小さな文字が今迄のように読めるようにはなりませんでした。

しかし中間部はかなり見えるようになり目の前が明るくなりました。

見え方が安定するまでは3か月、6カ月くらいまでは視力が出る可能性があるとのことですので、そうなればうれしいと思いながらも、現在より視力が落ちないでほしいと願う気持ちの方が大きくなっています。

メガネを作ってみて、見えにくいのは近視、乱視、白内障などと改善されていない網膜の歪みが残っているのだと改めて思いました。

メガネをかけて見ても自分の顔がかなり面長に見えますし、すべてのものがゆがんで見えて、気にすると吐き気に襲われます。

カメラのフイルム部分にあたる網膜のダメージがこんなに大きいとのだと改めて思うとともに、良く見えていた時には何も感じなかった目の大切さを改めて感じることになりました。

2013-05-07



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