網膜剥離の手術後1年7ヶ月、バックル感染のバックル除去手術から1年5ヶ月、眼瞼下垂の手術後4ヶ月半が過ぎました。
バックル感染のバックル除去手術後1年が過ぎても白目が少し赤かったのですが、目薬をやめていました。
その1ヶ月後に眼瞼下垂の手術をしていただき、まぶたはかなり腫れましたが、網膜剥離の手術跡も真っ赤になってしまい、ステロイドの弱いものをつけていましたが、4ヶ月半をすぎてやっとよくなり始めました。
網膜剥離の手術後1年7ヶ月の定期検診
私の体質なのかどうかはわかりませんが、眼瞼下垂の手術後も思った以上に腫れ、網膜剥離の手術跡も真っ赤になってしまいとても心配しましたが、どちらもかなり良くなったことで心が軽くなりました。
しかし、まだまだどちらも元の状態には程遠いことには変わりはなく、こんなに長い期間悩む事になるとは思ってもいませんでした。
それらは外見から分かるので、なんとなく外出が気になったりしましたが、一番ひどかった時に母のお葬式で逃げ隠れもできない状態になってしまったことから、こもっている事もできず、いつもより人目にさらすことになってしまいました。
しかし母のことが落ち着き、体以外の心配事から解放されたことで、体を休めることができるようになって、迎えた定期検診でした。
先生が丁寧に見て下さり、現在は順調に快方に向かっていることから次は3ヶ月後の検診ということになりました。
飛蚊症は相変わらず酷くて、慣れてきているといっても気になる時もありますが、定期検診の検査をするときは、手術前の視力の差の違いに愕然としてしまいます。
視力検査ではっきりと見えていた記憶は残っていますが、日常的には手術前の見え方を覚えていないのは幸せなことかもしれません。
現状を受け入れれば、視野が狭く、焦点が合わず、遠近感がなくなっていても生活する上でさほど不便にも思わなくなったのは嬉しいことです。
待合室で、大きなルーペを使って本を読んでいた若い男の方がいましたが、目が見えにくくとも本を読んで知識を得ようと思う努力は、目が見えても知識を得ようともしない人とどのような差があるのだろうかと考えさせられました。
目が見えにくいことで不自由なことはたくさんありますが、現在の私はパソコンもできるし、文庫本は無理でも単行本くらいは読めるまでに回復しています。
視野が狭いためにお店で商品を探すのも大変ですが、全て完璧でなくともある程度のところで妥協できることのほうが大切であることも知りました。
昨日、しばらくぶりに懇意にしていたところに洋服を見に行きましたら、とっても元気そうになったと2箇所のお店で言っていただけました。
様々な悩みから解放されたことにより、少し明るさを取り戻していたのかもしれません。
無いものをねだることなく、残っているものを大切に生きていきたいと思えるようになったことを自分でも感じています。
2014-10-24