手術前から言われていたことですが、手術室から戻ってきたときには、ベットの上に「右下側臥位」と書かれた紙が貼ってあり、当分はこの姿勢で寝なければならないようでした。
向かいに入院している方が、手術後のひどいときに背中に当てるクッションを借りた方が良いと教えてくれたので、看護師さんにお願いして退院まで借りることになりとても助かりました。
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網膜剥離手術後、右下側臥位との指示に背中に当てるクッションを借りた
これがかなり優れもので、寝返りを打つのを防いでくれたのでずっとその姿勢を保つことができ、安心して寝ることができました。
今考えても、これが無かったら、同じ姿勢を保つのは難しかっただろうと思います。
病院はなぜ最初から用意してくれないのか、また用意するように言わないのかが、いまだに不明であり、気になっています。
同じような病気で入院している患者さんとの繋がりは、とても大切で色々分からないことを教えていただけたり、不安な病院生活を楽しいものにしていただけるのはとても嬉しいことでした。
その方は何度か入院したことがあるようで、今回は簡単な手術とか、3泊4日くらいで退院してしまいましたが、大変なときにとてもお世話になりました。
その方が退院するまで、4人部屋の人たちは和気あいあいと入院生活を送り、その後も3人で消灯も忘て、様々なことを話し合いました。
年齢も離れていましたが、一期一会の出会いを喜び合いながら過ごした数日は、とても意義のある時間だったと思います。
同病だからこそ打ち明けられるようなことも多くあり、話すことによって心が洗われると言う事も多いと思いました。
悲しんでいた方も笑顔を取り戻せたのはとても嬉しいことでした。
そんな風に目が見えるようになることを願っていた入院でしたが、予定よりも早く私の退院が決まり、戻らない視力のままに退院することになってしまいました。
2013-04-11