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政治・社会問題

健康寿命を長く保つことは社会保障費削減につながる

2014年12月4日

「高齢者の医療費の自己負担の引き上げ」や「年金の受給開始年齢の引き上げ」、「介護保険の範囲の縮小」等が社会保障費削減の柱になっているようですが、一番大切なことは「健康寿命を長く保つ」ことを柱にした考え方ではないかと思います。

厚生労働省白書によると人が健康を判断するにあたって重視した項目は「病気がないこと」、「美味しく飲食できること」、「身体が丈夫なこと」を上位に上げているようですが、それらが満たされなくとも、日常生活が制限されること無く生活できる範囲を「健康寿命」として生きていける期間を考えれば良いと思います。

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健康寿命をを伸ばすことこそ社会保障費の削減

現役で働いている方でも、様々な病気を抱えている方が多いと思うので、それらを悪化させない対策こそが求められるのではないかと思います。

病気の予防が大切なことは論を待たないですが、高年齢になって何らかの病を抱えていても人の世話にならなくとも生きていける期間を少しでも長くすることこそ大切なのです。

医療が発達し、様々な病気が治るようになったことで、寿命は伸びているのでしょうから、それらを一歩進めて社会復帰できるようにすることも病気になった場合に必要なことです。

認知症や老人性うつ病の増加にメスを入れる

現在、社会問題となっている認知症や老人性うつ病の場合、治療や対処法によっては介護の必要度を下げることが出来るのではないかと思っています。

現在の介護問題の中で、身体的な病気よりは認知症や老人性うつ病の病気の方が「健康寿命」と「平均寿命」との格差を大きくしています。

母の老人性うつ病は適切な対処で病状を軽減できたと思う

今年93歳の母を老人性うつ病と認知症で亡くしましたが、亡くなる1年くらい前までは身体的に異常のあるところはないと言われていました。

それでも6年以上は老人性うつ病でとっても苦しみましたが、内科のお医者さんからも家族からも体を看て異常がないということだけで、適切な対処をしていただけませんでした。

私が精神科に毎月連れて行って看て頂き、薬を頂いてきても老人性うつ病は周りの理解がない限りは治るることはありません。

我が家に引き取りことも考えましたが、母は自分の家が良いとのことで実現せず、ケアマネージャーからも答えがまともだということで何の対策も考えてもらえず、体の辛さと寂しさで泣いていることが多くなり、認知症にと移行していきました。

往復20キロも離れている上に、車しか交通手段がなく運転できない私にはどうすることもできず、地域包括センターに電話をしたり、ケアマネージャーさんにお願いしても、聞き入れてもらえず、うつ病が悪化し、認知症がひどくなった時は寂しさから誰彼の手を掴んで放さなくなってしまい、介護度が一番高いと言われるまでになってしまいました。

初期の段階で寂しくてひとりでいることができない母のために、私もできる限り行くようにはしていましたが、遠い私の手に負えるものでもないので、デイサービスの日を多くしてくれるように頼んでも思うようには行きませんでした。

適切な処置を取っていれば、もう少し人間らしく生きて、死ぬことができたのではないかと思っています。

人それぞれだとは思いますが、明るくて人が大好きだった母には耐えられない苦痛だっただろうと未だに可哀想な気持ちが抜けません。

体の病気だけを病気と考えることなく、穏やかに生活できる「健康寿命」を長くして穏やかに死ぬことができるようになる社会の到来を願っています。

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