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広告 網膜剥離・眼瞼下垂・白内障手術

網膜剥離手術後の時間経過による見え方の変化

Canon EOS 500D,EF-S 55-250 IS II+Kenko Extension Tube.

著作者:Cast a Line

網膜剥離であることが分かったのが2013年3月24日でした。

その段階では、近視と乱視がありましたが数年前の視力は維持していました。

縦の線がゆがんで見えることに気づき眼科を受診、網膜剥離が黄斑部分まで及び始めていると言う事を教えていただきました。

紹介状を書いていただき、25日に手術のできる病院を受診、即入院して26日に手術を受けました。

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網膜剥離手術後の時間経過による見え方の変化

手術室に入るまでは視力の変化は感じていませんでした。

入院中は眼帯をしていましたので、診察の時に注意して見ていましたが視力はかなり落ちているのが分かりました。

9日目の退院までは数分間眼帯を外すだけでしたが、退院の朝に眼帯を外して歩いたときは左右の眼のバランスが悪く歩くことがとても大変な状態でした。

手術した効き目を主に使ってものを見ていたのだと言う事が分かり、かなりショックを受けましたが、慣れるにしたがって見えにくさはあるものの、家の中での身の回りの生活は1日位で出来るようになりました。

網膜剥離という病気のこと、今後どのようになっていくのかを知りたくてパソコンを開きましたがほとんど見えません。

手術をした右目をふさいでやっと見えるという状態で、少し見ただけでかなり疲れました。

両目で見ていてもパソコンの文字がとても小さく、今迄こんな小さな文字が見えたのだと言う事さえ不思議でした。

それでも何もしていないことが耐えられなく、今迄できなかった衣類の整理をしたり、靴箱の整理、洗面所の整理と目の悪いのも忘れてしていましたが、どうしても網膜剥離のことを調べたい思いは募ります。

本は買ってくることも、読むこともできないので、ネットで調べようと毎日少しずつネット検索を重ねました。

画面を200%にして見ましたが会うメガネもないまましばらくは片目で見ていましたが、以前に使っていた遠用のメガネが一番見えやすいことに気が付きました。

そのような状態の中で手術をしない左目の視力もかなり落ちているのもわかりました。

飛蚊症の靄は両目にまで及びとてもうっとうしく、パソコンばかりでなく家の灯り、外の光もとても眩しい上に、物はゆがんで見えるので時々吐き気もして目を開けているのがつらい日が術後2ヶ月ほど続きました。

目の腫れは引く様子もなく、痛みもいつまでも続き、術後1ヶ月の診察日を迎えました。

そのころには網膜剥離のことは一通り調べてあり、私のした手術は胸膜バックリング手術だと言う事もわかりました。

それさえ教えていただいていませんでしたが、診察日にはいろいろと教えていただきたいことがあり、質問したいことを整理して短い時間で教えていただこうと思っていきましたが、質問する私に「あなたは今鬱になっています。だんだん慣れますから。」という答えだけでした。

目の腫れと見えにくさと痛みを抱えてなすすべもなく、転院を決断、転院先でバックル感染が分かり5月20日にバックル除去の手術をしていただきました。

バックル除去のところはレザーで灼くと言う事でしたが、その後の回復は私にとってはとても心地の良いものでした。

1週間後くらいにはかなり腫れも引き、飛蚊症は残っているものの眩しさも歪みも感じなくなりました。

2度の手術のためか術後2ヶ月が過ぎても目の赤いのは残っていますが、かなり楽になっています。

バックル除去の手術後2週間目くらいから見え方がかなり変わってきました。

バックル除去の手術の前に執刀の先生から「手術後は見え方が変わると思います。」と言っていただいたように、見え方に大きな変化が出てきました。

それまでパソコンの画面を200%にしていたのを、150%でも見えるようになり、いつの間にか以前のパソコン用のメガネが一番見えるようになっていました。

それまでも何度も掛けても見えなかったメガネが使えるようになり、1か月後には普通の画面でも文字が読めるようになっていました。

もう、遠用のメガネではパソコンは見えなくなっています。

それも最初はパソコンに近づいて見ないと見えなかった文字が、現在(7月29日)では40から50センチでも見えるようになりました。

徐々に変わっている視力なので、いつからと言う事は言えませんが、いつの間にかという感じで見えるようになっているのはとても不思議です。

視力は診察日のたびにはかっていますが、視力という指数はほとんど変わらず、視力0.1で矯正視力が0.4くらいのところで落ち着いているようです。

文字以外について言えば、一歩外に出れば見えにくさはかなり感じます。

網膜剥離の手術前は矯正視力が1.2くらいだったのですからかなり落ちていますが、両眼とも白内障も進んでいるようですし、乱視近視も進んでメガネも作っていないのですから仕方がないのでしょう。

そして、今感じていることは、視力という物理的な物差しでは測れない見えるという感覚がとても大きいと言う事です。

近くの視力は見ていただいていませんので物理的な視力はわかりませんが、このような経過をたどって私は現在ものが見えるというよりは文字が読めるという実感を得ることができてとてもうれしく思っています。

2013-07-29



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